例年よりも遅いスタートとなった2007 Dakar Rally。「今年は遅くて、なんだかリズムが狂うね」と言っていた三橋は1月3日、スムーズに車検を通過。6日、3万〜4万人の観客が見守る中、無事に最初のStageを44位でフィニッシュ、今日のゴール地点であるポーティマオへのリエゾンを現在こなしている。
「今日のステージは簡単なものかと思っていたらとんでもなかった。日本の海岸にもよくあるような、森の中を走る深いサンドのとても狭いコースで、これじゃあトラックは走れないんじゃないかってほどツイスティなコースだった。僕のクルマは快調で、当初はかなりいい調子で走っていて、前を走っていたチームメイトのジャン・ジャック・ラテに追いついてしまったくらい。だけど、フロントデフの油温が上がりすぎてしまったので、それからはクルーズモードで走った。途中で、ニッサンのときのチームメイトでもある篠塚健次郎さんに抜かれた。かなりいい調子でリラックスして走っている雰囲気が伝わってきたなあ。そのあと、パンクしたらしくまた抜き返したけど……。そんなコースだから、すでに3〜4台、スタックしている車両を見かけた」。
「天気はドピーカンだね。クルマのなかはとても静かだよ。今日はあと2〜3時間走って、午後5〜6時くらいにはホテルに入れる予定。明日はポーティマオ周辺の70km程度のステージなんだけど、これが相当マディで狭いコースらしい。僕のクルマはサンドはいいんだけど、そういったツイスティなコースは苦手だから慎重に走らないとね」。
「
今日のステージは44位? ちょっと飛ばしすぎかなあ。その順位だとクラスだとトップクラスなはずで、もう少し抑えてはしったほうがいいかもしれない。順位の波はあるだろうけど、できれば波の高いところだけでいきたいね(笑)。しかし、今回のチーム体制はいい。なにしろ、もう僕のすぐ後ろをアシスタンスが走ってくれている。がんばりますよ、明日も」
■Stage1順位 総合45位(日本時間1/7 0:30)
■Stage1タイム 01:47:13
■総合トップとの差
00:26:35
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