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2007年1月12日 Stage7(ズエラ〜アタール)

三橋T2クラストップに! 
総合も21位へとジャンプアップ
stage 7 - Friday 12 January 2007 | Zou
Zoueart-Atar

Connection 4 km
Special 542 km
Connection 34 km
Total 580 km

1月13日、日本時間午後10時より三橋とのチャットをこのホームページでで行います。ぜひアクセスしてください!

jun

 
前半もいよいよ大詰めのスペシャルステージ7。昨日や一昨日に比較して580kmと距離のやや短いステージだが、しかしそのほとんどを占めるスペシャルステージは三橋の予想ではかなり難易度の高いもの。通常、ダカールラリーでは「ふるい落とし」のステージが設けられる……あるいは、結果的にそうなるステージが前半に用意されることが少なくない。今日のステージもそんな厳しいステージになっていたようだ。

 三橋から電話がかかってきたのは日本時間の13日午前2時半ごろ。現地時間で午後5時くらいだ。三橋の予想通り、前半戦の最終ステージとなる今日はおかなり厳しい状況となったようで、実際にステージの後半100kmはキャンセルされてしまったほど。


jun

「今日は本当に大変だった。砂嵐だよ砂嵐!」
「スタートして10kmくらいのところでいきなりミスコースしちゃったんだ。で、しかたないので一度スタート近くまで戻ってやり直し。そしたら小さい砂丘があっていきなりスタック。このあたりではかなり精神的に焦っていたね。まあ空気を抜けばすぐに出られるような小さな砂丘だったんだよね。で、抜くかっていって空気を抜いたんだけど、ここでエアを抜いておいたことが結果的によかったみたい。そのあとの砂丘がとにかくハードだったんだ。砂が重いし柔らかいし。案の定一度スタックして、そこは10分で出られたんだけどこれは苦労するなあ、と覚悟した。ほかのクルマもみんなスタックしていた。だから一度で済むわけないってね」。

「だけどいざ走り始めたら、砂丘を案外スルスルと抜けられちゃって……10kmくらいで終わって、もう終わり? って感じ。覚悟していただけにえっ? って感じだった。ここで多くのクルマを抜けたし、昨日までの遅れを挽回できたかな、って満足感もあった。で、最初に比べるとだいぶ気分がラクになってたんだけど、今度は道がガレガレになってきた。しかも固くとがった岩ばかりで……おまけに猛烈な砂嵐になってきて、結局3回もパンクしてしまった。これで合計15分ロス。さっき抜いた車がどんどん抜いていくし、かなりショックだし悲しかったよ。しかも3回のパンクでスペアホイールは使い切ってしまって、もうスペアホイールはないからパンクもできないし、フィニッシュまでは結構不安だった。」

「さらにステージの後半100kmが行ってみたらキャンセル。これじゃ順位を挽回できないじゃん! とかなりまたショックを受けてしまった。だけどキャンプについてみればT2総合トップ。いやあ。本当にうれしいよ。まだ前半だし、シャボーやラテ、ストゥルゴとの差もわずかだから、気は抜けないけど休息日をクラストップで迎えられたことは本当に嬉しいね」。

「凄いなあ、と思ったのはチームメイトの山田周生さん。今日は僕の4分遅れで走ってきたからね。今日のステージではいきなり26位と急浮上だよ。一度スタックしていたけど、そこは5分くらいで出ているし、そのあとパンクもなにもなしのノーミス。逆境に強いのだろうと思うし、さすがベテランだなあと本当に感心した。そういえば、バタネンのクルマが燃えているのを今日は見たなあ」。

しかし、並み居る強敵が順位を下げていくなか、順位を上げたということはこのステージは三橋が得意とするところだったのだろうか。

「作戦通り……無理せずに、スタックなどで時間を失わないように走っていただけだね。しかもそれも果たせていないわけで、今日はほかのドライバーのミスによる順位アップだと思う。油断はできないよね」。

今日で前半戦は終了なわけだが、振り返ってみて思うことは。

「いきなりたて続けに2回パンクするなど、とにかくリズムに乗れてなかったよね、最初は。前半だけで7 本タイヤをパンクさせているんだから、ほかは知らないけど自分でも結構ヒドいと思う。しかし、無理せず、失敗せずに着実に順位を回復していく、という作戦を実現できたのは自分でもよかったと思う。当初はナビゲーターが初回ということもあって、相当に問題もあったけれど、彼も慣れてきたようでだいぶよくなってリラックスできるようになってきているようで、そんな要素も含めてリズムに乗れてきている。これが一番いいことだね」。

昨年まではクルマの故障に泣かされたことも多かったが。

「本当にそうだ。今回は、クルマの不具合などはまったくない。このチームのチーム力は本当に高いね。強い。フランス人主体のチームなんだけど、行動も速いし、クルマの不具合や、それにまつわる不満などは全然ない。正直、それには感服しているところだ。どちらかというと、ドライバーのミスでクルマを壊すことに対して心配になってしまうけど。今日ももうそこで全バラにして直し始めているけど、僕がまた壊していないかって心配になっちゃくくらいだよ。ドライバーのミスで壊さない限り、今のところは問題ないね。今日も3回パンクしたんだけど、結果がよかったので怒られなかった(アフリカ初日は2 回パンクして、三橋は怒られている)。

後半の作戦は。

「パンクしないこと(笑)。今のリズムを大切にして、着実に走りたいですね。壊さないように(笑)」。

 明日、休息日となるアタールに着いた三橋の声は昨日に引き続きやや疲れを感じるものだったが、笑いが出るなど余裕はまだまだ十分なようだ。明日ゆっくり休んで、後半戦もこのリズムでがんばってほしい。最後まで続くように……三橋自身、blogにも書いていたが「うまくいきそうになると何か問題が出るのは自分に理由があるのではないか」といったような事態が起こらないことを切に祈りたい。行けるよ、三橋。大丈夫!

1月13日、日本時間午後10時より三橋とのチャットをこのホームページでで行います。ぜひアクセスしてください!





■Stage7順位21位 総合21位(日本時間1/13 8:35)
■Stage7タイム 04:01:17
■総合トップとの差 06:48:06







FRM