長いテント生活を終え、ダカールのリゾートホテルへと入った三橋。長い長い旅路を終え、無事にクラストップでダカールへと到着した。過去に日本人として過去最高位の11位を記録している三橋だが、クラス優勝……ダカールでの優勝は本当に嬉しいことだ。
「例年はラックローズのステージは30km以上あるんだけど、今年はやけに短かった。16kmしかなくて、本当にパレードと同じようなものだったね。しかし、なんとか優勝できた。本当に嬉しい」
「ナビの三浦は、新設された、優秀なナビゲーターに与えられるアンリ・マーニュ賞を受賞。本当にいい結果になったね。これも素晴らしいチームの体制の結果だと思う。ありがとうございました」。
「これから祝勝パーティに行くんです。なんとか時間作って、ブログを更新するかレポートを送りたいと思います。応援したいただいた皆さん、本当にありがとうございました」。
三橋からこの電話がかかってきたのは、日本時間の22日午前3時。三橋からの電話を受けてまとめる(三橋自身がレポートを送ってくることもあった)
、というこの速報を行って僕も6年になる。
三橋がXR650Rでダカールへチャレンジを開始して7年。最初の3年はバイクで、そして4輪へ。最初はルーキー育成プロジェクトでの採用ということもあり若手、という印象が強かった三橋だが、この4年をへてもはや一人前のダカールパイロットに育った。ここまでの道のりは平坦なものではなかったし、またこの先もそうだろうが、今回の優勝を機にさらに高いステップへと進むことを期待したい。
応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
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stage 15 - Sunday 21 January 2007 |
Dakar - Dakar
Connection 36 km
Special 16 km
Connection 41 km
Total 93 km |