昨日のリエゾンの途中で、チームメイトであるラテのマシンが原因不明のエンジントラブルによりリタイア。三橋と山田周生の2人のドライバーとナビによるチーム体制となった。市販車無改造グループのライバルがトラブルやミスによって続々と消えていく中、グループ優勝の重責を担う三橋はミスのないドライビングを求められている。
「今日のコースはひたすら狭くて大変だった。だけど、マリに入ったことで観客の姿が凄く増えてきた。両脇にズラっと並んでいて大歓声。ちょっと嬉しいね」。
「今日は山田さんが凄いよ! クラストップだからね(最終的にはクラス2位となった)。いやあ、本当に凄い。今日のコースは両脇に木や草が猛烈に生えていて、さらに曲がりくねっているからクルマに草がバシバシ当たるんだ。で、そのたびにナビがクルマのなかでよけているから笑っちゃったよ。なにやってんの? って聞いたら『よけてます』って……ムダじゃん(笑)。僕のほうは木をフロントウインドウにヒットさせてしまってちょっと壊してしまったけど、それ以外はほとんどノーミスでうまく走れたと思う。そういえば、篠塚(健次郎)さんに会ったよ。今回は篠塚さんはマシントラブルが多くて苦労していて、『いやー、やっぱり速く走ると壊れて大変だよね』とそれでもしっかり走り続けているのは凄いね。桐島さんにも会った。足を痛めてしまったようだけど、でも淡々と走っているので大丈夫じゃないかな」
残りあと実質2日。明日は最終の通過国であり終着地のセネガルに入る。三橋のマシンが無事で、このままトップでフィニッシュして欲しいと切に願う。現在グループ2位のストゥルゴ(ニッサン)との差は56分だ。
■Stage12順位48位 総合23位(日本時間1/19 11:20)
■市販車無改造グループ1位
■Stage12タイム 03:51:47
■総合トップとの差
12:53:48
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stage 12 - Thursday 18 January 2007 |
Ayoun - Kayes
Connection 110 km
Special 257 km
Connection 117 km
Total 484 km |