昨日正式に発表した2016ダカールラリー参戦。
2輪から4輪に転向し、そして再び2輪で参戦することになりました。
まさかこんなことになるなんてね。自分でもびっくりです。
早速トーチューが大きく取り上げてくれました!
http://f1express.cnc.ne.jp/dakar/index.php?cat_id=2&teiko_id=279100
もともとは、エイプリルフールに友人のカメラマンが載せた、このネタが発端。
ちょうど4月1日にKTMのニューマシン試乗会があり、そこでノリで載せてしまったこの記事。
これがその後あれよあれよと拡散し、信じる方多数。
その後でたNHKラジオでも、「KTM参戦決定おめでとう!」なんてメールがラジオ局に届くほど。
僕が載せたわけじゃないのにね(苦笑)
この時点では当然”ネタ”でしかなかったわけです。
KTM JAPANの野口社長とも、顔は知っていても、という程度だったし。
正直バイクで出るつもりはなかったし、出るテクニックも体力もないし、年齢的にも厳しい。
実際他の4輪のチームから出場の話を進めておりました。
でもあまり進みませんでした。
乗せてもいいというチームは幾つかありましたが、
マシン的に満足できないものだったり、
体制的に不安があったり。
そんななか、「三橋淳が本気で参戦を考えるなら、全力でバックアップするよ!」と言ってくれたのがKTM JAPANでした。
ダカールラリーだけではなく、レースはすべてそうですが、自分が出たいという気持ちも大事ですが、
「こいつのためにやってやろうじゃないか!」と、サポートしてくれる人がいて、初めて参加できるものです。
そう、ふと思い返したときに、その思いが一番強かったのがKTM JAPANでした。
だったら、この人たちと一緒に頑張ろう! ミツハシジュンを必要だと思ってくれる人と一緒に、形を作ろう!
それが2輪での参戦を決めた理由です。
KTM JAPANだけではなく、僕がチームを離脱したあとも、応援していただいた多くのスポンサーがあってこそ、
今回の参戦は成り立っています。
COLEMAN JAPAN
septem products
ROCKY ROOF CARRIER
DIRT FREAK
ALPINESTARS JAPAN
AKI CORPORATION
ARAI HELMET
NOGUCHI SEAT
eau de vie
UP GRADE COLORS
PaaGo WORKS
desknet’s NEO
他にもたくさんの支援で、今回の参戦が決まりました。
そのロゴがたくさん出ているムービーも是非見てください。
プロになって10年以上になりますが、自分の思いだけで出るよりも、誰かと一緒に喜怒哀楽を楽しみながら走る。
こちらの方がどれだけ楽しく、魅力的で、そして力が出るか!
この力の大切さを、今回は再確認することができました。
それにKTMは市販モデルとはいえ、最高にパフォーマンスが高いバイクです。
今までは自分の技量を抑えて走らなければなりませんでしたが、
KTMでは、今の僕の技量を120%発揮したとしても、全然足りないくらいレベルの高いものです。
そういうマシンで思い切り走れることの魅力!
それが僕がKTMで走ることを決めた理由です。
これに伴いクラウドファンディングもスタートしました。
これについてはまた明日。