ダカールラリーが終わって、はや2週間が過ぎた。
メディアも含めて、ダカールラリーの興奮はずいぶん遠い昔のようになってしまったけれど、このサイトではまだまだ引っぱりますよ!
というわけで、実は、今回のダカールラリーでは、一つの課題を自分に課した。
ずばり! カッコイイ写真を撮ってもらう事!
やっぱり、見た瞬間「おおお!」って思ってもらえる走りの方が、一般の人々にはインパクトがあるし、何より分かりやすい。千葉の木更津で行ったプレス同乗試乗会の写真なんかがそうだよね。ダカールラリーって迫力ある!って思ってもらえる事に意味があるのだからね。
でも市販車部門で優勝しようと思ったら、逆にそういう派手な走りは禁物。クルマに負担がかかる走りは、リタイヤの種だからね。御法度なんだ。
そのジレンマに悩みながらも、でも、カメラマンの前だけは、派手に行こう! そう決めていたのだ。カメラの前だけなら、時間も短いし、気をつけていけば問題ないだろうとね。
ところが! カメラマンのポジションが悪いんだよ! ここにいるのかよ! 何もできねーじゃん! 見たいな石ごろごろだったり、スピードが出にくいところだったり、もうホント、うまくはまらない。
それでも、上にあるドリフとしている写真と、下のジャンプしている写真は、ばっちり収まったかな。こういう写真をラリー中に撮ってもらったのは、実は初めてなんだ。オレの場合、ほとんど地面からタイヤが浮かないんだ(笑)
写真はもちろん、映像でもがんばった! ヘリコプターがくれば、ペースを一気にあげて、アグレッシブな走りに変身! となりのアランがペース上げ過ぎだって言うのを、撮影専用だからといって、だいぶペースを上げるようにしたんだ。でもそうやって負荷をかけているものだから、ヘリコプターがいつまでもいると、
「まだいるのかよ、もういい加減どっかいってくんねーかな」
と思ったり。だって映像撮るのにムキになって、クルマ壊すほどかっこわるい事はないからね。
で、そういった映像が見られると思って、喜び勇んでJ-SPORTSの収録にいったんだけど、まだ空撮の映像が届いていないんだって!
がっかり!
うまく映像収まってるといいなー。結構自信のあるシーンがあるんだよね。
そういった映像はJ-SPORTSはもちろん、GAZOO RACINGの動画コーナーにも、アップされると思うので、楽しみにしていてください!
こんな影の努力をされていたとは脱帽。