カテゴリー別アーカイブ: Race Report
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交通安全祈願
お正月を迎えた気がしないブエノスアイレスですが、やはり年の初めですからやっておかないといけません。
KTMの升で一緒に乾杯してくれたのは、監督のフィリップです。
そして、しめ飾りのまま車検に行ったのでした。
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所信表明
本日車検を無事通過し、これで正式に2016年ダカールラリーへの参戦が確定しました!
日本時間で3日の0時40分頃に、いよいよ2週間のチャレンジが始まります!
今更ながら所信表明しますと、僕が今回のダカールラリーで目指しているのは、上位進出ではありません! 45歳という年は、今のダカールラリーのバイク部門では高齢の部類になりますし、また13年ものブランクは、ライダーとしてのレベルを、取り返しがつかないほど下げるには十分すぎる時間です。ですから、そんな僕が頑張って上位を目指せば、怪我をするどころか、下手をしたら死んでしまいます。僕はまだ死にたくありません!
がっかりさせるようで悪いんですが、僕の大方の予想はうまくいって60位くらいかなと思ってます。前半はもっと遅いかもしれません。今のラリーの場合、僕の実力はそんなものです。
ですから、注目して欲しいのは順位ではなく、4輪から2輪へのコンバートそのものが、僕にとってはチャレンジなんです。今のダカールラリーをどこまで頑張れるのか? 楽しむことができるのか? スポーツのカテゴリーを超えて、いろんなチャレンジができるというのが、今回の大きな目的であり、みんなに共感して欲しいところなのです。
一つのことに集中するのもいいけれど、いろんなことを体験して、いろんな楽しみ方を知って欲しい! 同じモータースポーツでバイクだけ、車だけ、じゃ寂しいじゃないですか!
そして、今回の最大のパートナーであるKTM JAPANにとっても、日本人ライダーを送り込むということは、相当にチャレンジングなことだと思っています。それは社長の野口さんをはじめ、社員の皆さんの応援とご理解があってできることでもあります。そういうパッションのある会社とパートナーとして一緒にチャレンジングできることが、僕にとっては何より嬉しいこともであります。
おかげさまで、こちらでも今回のコンバートは大注目で、選手、観客、オフィシャルから声をかけられます。そのぐらい前例のないことなんだなと、改めて感じます。
補足しますと、南米ホンダチームのアゼベド選手は、実は僕とほぼ同じ同期のライダーで、一度4輪に転向して、今再びライダーとして走っています。でも彼の場合は、4輪で成功したというよりは、数年でバイクに戻ってしまった。そういう選手は他にもいると思います。しかし、チャンピオンを獲った、しかもその翌年に2輪に乗る僕とは、意味合いが違います。
また、新聞などで紛らわしい書き方をされる場合がありますが、南米ダカールになってからの、日本人ライダー初の完走を目指します。ダカールラリーそのものは日本人ライダーは完走してます。僕だって13年前にバイクで完走してますから(笑)
長々と書きましたが、いよいよ明日よりダカールラリーがスタートします! 僕自身もどんな展開になるのか想像できませんが、きっとエキサイティングなことが起きると思います。ぜひ一緒に楽しんでください! それでは行ってきます!
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三橋選手の参戦への意気込みと意味合いがよーくわかりました!その上で改めて頑張って下さい!と言う気持ちになりました。KTM JAPANが送り込む唯一の、しかし最もダカールを知るライダーがKTMの手により誕生です。ぜひ着実にゴールを目指して下さい。
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チャレンジに大変共感します。けがせず、安全に完走できることを願っております。期間中一緒に楽しませていただきます!
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ダカールゼッケンの下のしめ飾り、かっこ良いですね!