2016.01.20

2016DAKAR RALLY Movie

スクリーンショット 2016-01-19 9.45.56

短いですが振り返り動画が完成しました。
ダカールラリーの雰囲気を楽しめるダイジェスト版になっております。
ぜひご覧ください!


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2016.01.19

KTMの優位性

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僕が参戦したのは、主要パーツが交換できない、マラソンクラスと呼ばれるクラスです。つまり、バイクが丈夫でなければ走りきることさえ出来ないクラスということです。

このクラスに、KTMのマシンとともに挑みましたが、本当にマシントラブルは皆無!エンジンだって、オイル交換は毎日なんてしてません。それでも、あの長い登り坂の砂の路面を1速でエンジンをうならせながら、それも相当長時間引っ張っても全く問題ありませんでした。そのくらい丈夫なバイクでした。

モノ作りにおいて、日本製が世界で一番! なんて思っている人が多いと思いますが、そんなことはありません。現に、バイクの世界では、このKTMの堅牢性が飛び抜けてます。ですから、多くの選手がKTMを選んでいるのです。

今ダカールラリーでは、壊れないのは当たり前の世界。そこで高いパフォーマンスを生み出すことを追求したメーカーだからこそ、こうした製品が開発され、しかも販売されている。丈夫で長持ちするだけなら、進化はいらない。このKTMラリーはインジェクション化され電気の支配下に置かれた、いわば現代のバイクですが、きちんとレーシングモデルとして進化させつつ、信頼性を高めているからこそ、多くのライダーが選ぶのです。そしてそれが誰にでも手に入る。こんなこと日本のメーカーではできません。何故できないのか? それが日本の抱える問題だとも思っています。

2001年に、日本製のバイク、日本製のタイヤ、日本人クルーだけ初めてパリダカに挑んだミツハシジュンが、今では全てが外国製&外国人のチームで参加することになった、というのも、考え深いものがあります。

とにかく、KTMというバイクはそういうバイクだということを理解するのに、このマラソンクラスの結果(完走24台中19台がKTM)は、十分に参考になるものなのではないでしょうか?

現場で、日本人なのに、なんで日本車乗らないでKTMなんだ? とよく聞かれました。ヨーロッパの人たちはナショナリズムを大事にするので、その質問はしごく当然なんです。が、これを読んでもらえれば、なぜKTMなのかは、わかるのではないでしょうか?


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  1. Takatomo Toda のコメント

    確かに、何故KTMって思うけど、日本車の実力はラリーの結果が語っていますね。実力者を揃えたHやYのワークスでも、結果ははかばかしくない。日本勢はブランクが長すぎましたね。継続はちから也、ですね。
    でももし、次回JUNに日本勢からオファーがきたら、どうする???

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2016.01.18

本当に有難うございました


今回、JUNがダカールラリーに参戦出来るまでには、色々な経緯がありました。

まずは、現地レポーターとしてダカールに飛んだ楠堂カメラマン。
この方がエイプリールフールネタで、JUNがKTMからダカールに参戦すると言わなければ、なにも始まらなかったかもしれません。

そして、そのネタを「面白い!」と言って、ダカールラリー参戦への話が急展開したのは、KTM JAPANの野口社長のお陰です。
この方のご尽力がなければ、今回、JUNがダカールを走ることはありませんでした。
KTM本社への掛け合い、KTMワルシャワラリーチームへのお願いなど、すべて秘密裏に動いてくださいました。

また、JUNをいつも支えてくださっているスポンサーの皆様。
スポンサーの皆様のおかげで、JUNは安心してダカールラリーを走り切ることが出来ました。
本当に有難うございます。

そして、クラウドファンディングでJUNを支援してくださったファンの皆様。
皆さんが応援してくださることが、何よりもJUNのチカラになったと思っております。
皆さんがJUNの背中を押してくれたからこそ、日本人初の南米ダカールラリー完走が出来たんだと思っております。
本当に有難うございます。

KTM JAPAN 野口社長は以前、このようなことを話して下さいました。

「僕らとしては、JUNとダカールに行くってことは、大変な投資です。
でも、それをかけてみたい気持ちの方が上回ってしまいました。
彼とならやれる。
それをみんなに伝えたい。
ファンを増やしたい。
仲間を作りたい。
いつかそれが、KTMやるじゃないか、KTMスゲーな、という気持ちになればいい。
そうしたファンが、KTMのバイクに乗ってみたいな、と思ってくれればもっといい。
そう思ってもらって、恥じないだけのバイクを僕らは作っていますし、そこにはもう絶大な自信がありますから、まずはその場に日本中のバイクファン、JUNファンに一歩踏み出してほしいんです。
そういう気持ちにさせる力が、JUNにはあります。
だから僕は彼としか組む気はなかったし、彼だからこそこれだけのお金をかけて、リスクをしょってでも、ダカールを目指そうと思ったのです。」

この熱い思い、強い信頼感を受けて、JUNはダカールを走ることができました。

そのお蔭で、素晴らしいチームにも恵まれました。
ワルシャワラリーチーム監督のフィリップさん。

JUN専属メカニックのマリウス君。

その他、素晴らしいスタッフに囲まれて、この2週間を過ごすことが出来ました。

今後、KTMのイベント等でJUNの姿を見かけることがあると思います。
その際には、遠慮無く声を掛けてください。
本人は少々照れ屋ですが、内心すごく嬉しいはずです(笑)

皆様、本当にありがとうございました。


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2016.01.18

保護中: クラウドファンディングでご支援いただいた皆様へ


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2016.01.18

感謝とお礼


久しぶりに完走メダルをいただきました。
毎年何かしらのトロフィーをもらっていたからか、完走メダルをもらったことはありません。
アフリカ時代にトロフィーと一緒にいくつかもらったけれど、南米になってからはこれが初めてです。
なんでくれないんだろ? 不思議(笑)

現場では多くのメディア、関係者に「なんでバイクにしたの?」って聞かれたけれど、まぁそんなことはどうだっていいじゃないか! 
楽しいことがしたいのが僕の生き方だから、楽しい乗り物ならなんだっていいんだ。
KTMは本当に楽しくて良い乗り物だったよ!

ドライバーをクビになって、そのまま終わるのもシャクだなーって思っていたのも事実。
だから、ブエノスアイレスをスタートしてリエゾンを走っている時は、「本当にオレ、ダカールラリーに戻ってきたんだなぁー」っていろんなものが去来して胸を熱くしながら走ってました。
言ってみれば下町ロケット的な物語ですからね(笑)
理不尽な理由で大企業をクビになり、でも多くの仲間と、さらに新しい企業のサポートで再び返り咲く。
今回の参戦劇は、そんな感じですから。

だから、KTM JAPAN の野口社長を始め、ご支援いただいたスポンサーの方々、またクラウドファンディングでご支援いただいた皆様、さらにサイトやfacebookでご声援をいただいた皆様には本当に感謝です。
本当に多くの皆様の支えがあって、今回のダカールラリー参戦があり、また南米ダカール初の日本人ライダー完走という結果を残すことができました。
考えるに、こう言った経緯と皆様の応援と、何より大好きなバイクで毎日走れたことが、”顔に出ていた”のではないかと思います。
いろんな人にいい顔してるって言われました。
自分ではわからなかったけど、きっとそういうことなんだと思います。

長くなりましたが、感謝とお礼の言葉としたいと思います。

もうすぐ日本に帰りますよ!


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