This post is password protected. Enter the password to view any comments.
STAGE7 トピック
ウユニ~サルタ
ボリビア滞在2日間、これ以上高山病患者を増やすわけにもいかないので次の目的地サルタに向けてダカールツアーは南下します。
選手は817km、アシスタンスカーは1059kmの移動になりますが、一般道は80km/h、市内は50〜30km/hの速度規制があり、違反するとチームのペナルティになるので、飛ばしていくわけにはいかず・・・。ビバーク地への到着時間を逆算して深夜~早朝に出発します。
ちなみに、私の乗る車は午前1時にウユニを出発しましたが、10時間立っても、ようやく600kmの地点。寝たり景色を見たりしてるだけなので、全然疲れてなくてごめんなさい。
ドライバーのラファエルが「今日はこれまでで一番厳しい日だぞ」と言っています。
彼はダカールに何度も出場したことのあるドライバーで、今年は肩のケガのために出場せず、アシスタントカーのドライバーをしてくれているのですが、毎日コマ図を見ては選手にアドバイスをしてくれる兄貴的存在です。
その彼がいうには、今日は冷たい水の流れる川を何度も渡らないといけないとのことです。なかには水深の深いものもあります。あぁ、いやだいやだ。身の丈ほどの川渡で水没しませんように。ちなみにこちらの川は・・・泥水です。
今日は朝からけが人のニュースやバレダの離脱などのニュースも入り、アルゼンチンの天気予報は雨! 向こうの山の上には怪しい雲が立ち込めています。
さて、JUNは明るいうちに帰ってくるのか?と、約16時間の走行を終え、サルタのビバークについた直後にJUNからメッセージが。
「SS2がキャンセルになった」
「SS1は昨日の逆走」
どうやら、SS1では大変な川渡はなかったようです。
チームメイトのクバやアルマンドはSS2の川渡で大変な目にあったそうですが・・・。
明日は休息日、みんな思い思いの一日をお過ごしください。
(K)
コメントを残す
JUN’s レポート
標高4500m!
今日のコースは、一昨日走ってきた道を戻る感じだった。
写真はSSとSSの間のリエゾンで撮ったもの。
一昨日撮りたかった景色がやっと撮れたよ(笑)
稲妻が遠くに見えて、そこに走って行くのか〜ってげんなりしていた。
SS2のスタート地に俺が着いた時には待機になり、SSがキャンセルになった。
雨、嫌い(笑)だから嬉しかったよ。
昨日のSSは、ずーっと埃の中を走っていたから、喉がやられて猛烈に痛い。
ようやく明日は休息日。
次のステージに向けて、しっかり養生します!
コメントを残す
STAGE7 デイリーレポート
【ダカールラリー2016 アルゼンチン・ボリビア】 ステージ7
ウユニ → サルタ
SS(競技区間):213km リエゾン(移動区間):580 km total:793km
SS走行時間: 3時間09分36秒
平均時速 67.4km/h
ブエノスアイレスからの総走行距離数:4422km
二輪部門 65位
ウユニでのステージを終え、一気に南下するSTAGE7には、SSが2つ用意されている。標高は最も高いところを通ることになり、おおよそ3500mから4500mを推移する。SSでは川渡りがいくつかあり、水位の高い川を渡らなければならないセクションも用意されているようだ。
JUNは8時17分30秒に62番手でSSをスタート、途中のリエゾンではボリビアーアルゼンチンの国境を渡る。雨はSS1を終えて100kmのニュートラルゾーン※の途中から降ってきた。SS2スタート地点に到着したところで、さらに天候悪化により待機となる。トップ数台はSS2へ向かったが、天候回復の兆しが見えないため、SS2はキャンセル、一向はコンボイでサルタに向かった。
「SS1は、一昨日の逆走だったので楽だった。国境を越えてSS2に着いたところで荒天のために待機しているとSS2の中止。SS2は国境越えてすぐのところからスタートするから、SS2はひどい雨だったと思う。オレはコースがクローズされたから行ってないけど、雨は嫌いなのでキャンセルになってよかった。」
※ニュートラルゾーンとは、国境を越えるので2時間の猶予が与えられている区間のこと
-
長い1日のSSの一つがキャンセルになって、少し体力温存できたかも知れないですね。
コメントを残す
STAGE7
【ダカールラリー2016 アルゼンチン・ボリビア】 ステージ7
ウユニ → サルタ
SS(競技区間):353km リエゾン(移動区間):440km total:793km
再びアルゼンチンへと南下します。休息日前は、たいてい難しいコースとなるようですね。今回のコースは、何度も川を渡るらしいですよ。足が乾く暇がなさそうとな。JUNは夜になる前に戻れるのでしょうか?
-
夜になっちゃったらどうするんでしょう、暗くて道わからないし、寒くなるし。明るいうちにご帰還を。
山また山、何まだ上に山があるの?という、標高の高さを感じさせる写真ですね。一番の高みは雲に隠れていて見えない、そのお天気の悪さでSS2がキャンセルになって多少苦しまないで済んだのは良かったですね。風景として見ると、お天気と曇りが混在する山岳地帯のドラマチックで美しい写真なんですが、現地に居たら風雲急を告げていてのんびりできない雰囲気でしょうね。