ステージ4 総合27位 市販車部門1位 / ランキング総合25位 市販車部門2位
San Juan→ Chilecito SS(競技区間): 657 km / LI(リエゾン、移動区間): 211 km
大会期間、最長のSS区間をクラストップでゴール
今日のコースは、2つのパートに分かれていて距離は最長。後半は、3000mの高地での戦いとなった。
今日のステージは、カミオンとの混走となるが、スタートはそのカミオンの後ろからだった。スタート5分前に、エンジンがかからないという電気系トラブルに見舞われたが、ギリギリスタートには間に合った。
スタートから数十キロは、埃に悩まされるも前のカミオンのペースがとても速く、カミオン1台、クルマ2台をパス。その後は、視界が開けた。前半のパートは、毎年トレーニングに行くモロッコの路面にとてもよく似ていたので、視界が開けた事と併せ快適に走ることができた。
アスファルトの道を156㎞進み、後半のステージへと移動。残りのステージも、序盤は最初のパートと同じような路面で難なく走行できた。終盤は、枯れ川やコンピューターの誤作動に若干悩まされた。
枯れ川の水のある部分を走行中、クルマのセンサーが誤作動を起こしアラートが点滅。それを騙し騙し走行。加えて、残り50kmは明らかにクルマがパワー不足。軽自動車のようなフィーリングで、思うようにペースが上がらない。砂が重いのか、標高が高いせいなのか…。
ビバークに到着してみたら、サイドピラーまで伸びているエアーダクトが外れていたこともわかり、それが走行に何かしら影響を及ぼしたのか、他に原因があったのか…、到着してすぐの連絡だったので、何もかもこれからとの事だった。
ここまで、概ね順調にこなして来たので、明日もまた淡々と頑張ってもらおう。
三橋選手には出勤感覚でしょうが、常人にはこのリエゾンも既に冒険です。それからビバークの人垣!暑いのにこんなに密集して待っているとは恐るべし! まあ自分だってもし近くにダカールラリーの選手やマシンがやって来るならと思うと気持ち解りますが。