スタートセレモニー
いよいよスタートが目前に迫ったアルゼンチン第三の都市ロサリオ。街中が、ダカールラリームードの高まる中、恒例の全車がお披露目されるイベント、スタートセレモニーが行われた。
それまで雨の多かったロサリオだが、天候も回復し気温も30℃くらいにまで上がったようで、抜けるような青空のもとでのセレモニーとなった。
パルフェルメ(車両保管場所)から出発し、ポディウムにあがってパレード。現地時間の午後6時40分にポディウムにあがったそうだ。そして、沿道が大観衆で埋め尽くされている中での6㎞のパレードランは、例年のように圧巻。途切れることなく続く大勢の人々に、思うことも多かったのだろうか。電話の向こうで、「1年間準備して来て、あっという間だな~。昨日まではこれから先の2週間が長いと感じていたけど…」と、若干感傷的な言葉を述べていた。
公式のインタビューの他に、ロシアやオランダのメディアからの取材も受けた。市販車部門の戦いの事を当然聞かれたようだが、いつもの事ながらスケールの大きさを感じる。
JUNのコメント
「明日からの戦いは、アルゼンチンは道路が狭く中々抜けないので我慢のレースとなると思う。石や切り株が多いコースなので、クルマを壊す危険を伴う為、序盤はとにかく我慢。全体的には、1200㎞延長され競技日数が一日短くなったので、タフな戦いになる。距離が伸びて、面倒な場所をクリアして行く行程は、以前のアフリカ時代のダカールラリーに戻った感がある。一日一日を噛みしめながら戦っていく」
明日は、現地時間午前7時30分スタート! いよいよ5500㎞の戦いが始まる!
三橋くん、
いよいよだね、我慢しなくてはならないところも多いと思うけど、どっしり構えて、ゴールを目指そう!!
実力が発揮でき、運も味方についてくれますように!