【STAFF】
【ダカールラリー2013 ペルー・アルゼンチン・チリ】 レポート vol.5-2
-総合44位 Nazca to Arequipa SS: 429㎞ リエゾン: 288㎞ –
前半戦の山場、ステージ4が終了。現地時間22:00、無事にビバークに到着との連絡が入った。開口一番「疲れた!」と。タフなコースを攻略するのは、至難の業かと思いきや、今日のステージは、Bad Luck だった模様。
まず、チームメイトとの2台のランデブー走行は、砂丘だと埋まっているクルマなどが見えず、前のクルマがラインを急に変えると危険とのことで、JUNは間合いを見て後ろを走行していた模様。そんな中、ステージの序盤で、チームメイトの343号車がスタックしてしまい、それを引っ張って出し救出作業に時間を要した。
そして、次に出現したすり鉢状の砂丘へと突入。ここは、すり鉢状の砂丘の斜面を最初バッグで降りて行き、そのあと反対斜面を一気に駆けあげって脱出するのがセオリー。まず、最初に343号車が降りていき無事に脱出。その後、JUNもすり鉢へとバッグで侵入を試みた。JUNが斜面を下っていた矢先、JUNの後ろにクルマが一台落ちてきて、進路をふさいでしまった。斜面を下り切っていないので、そのまま前へは進むことはできない。板をクルマの前に置いて、脱出をしょうと試みたがダメだった。後ろに落ちて来たクルマがどかない事には、全く身動きがとれない状況となってしまったのだ。他のクルマが来て、後ろのクルマの脱出を手伝ってくれ、無事にJUNも脱出。しかし、大幅なタイムロスとなってしまった。
その後は、順調に走りきったが、クラッチに砂が入ってしまい不具合が生じたので、ペースを思うように上げることはできなかった。
長時間に及んだステージ4.まだまだ追い上げるチャンスは充分あると、本人全く気負ってはいなかった。明日に備えて、今日はとにかく睡眠を取って欲しい。
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