ファラオラリー後半戦のムービーダイジェストです
Jun Mitsuhashi_Pharaons Rally 2012 Day4-6
コメントを残す
表彰式を終えて
表彰式は、恒例のプールサイドにどーんと派手な装飾が飾られ、おお! 今年は豪華になるなぁ、と思ったが、それは結婚式のものだった(笑)
で、我々ラリーの表彰式はというと、会議場というか、コンベンションセンターというか、お固いところでの初開催。椅子がずらーっと並んでいるけれど、当然全員は座れない(笑)
最初に流れた今回のラリーの総集編映像を見ながら、最終日のことを考えてた。
あの日のポジションは総合4位。前は2分差。後ろも2分差。1週間のラリーの最終日に、こんなに接戦になるとは思いもしなかった。
後ろにいるバギーには、全く歯が立たない。ではなぜ後ろにいるかというと、彼が3日目にスタックし、大きくはまってタイムロスしたからだ。だからここまで追い上げられた、ということになる。
一方2位のバギーは、速いのだが、かなりミスがある。だからこれまで接戦だった。
3位浮上は難しいかもしれないが、がんばれば4位キープは出来るかもしれない。スタートの朝、そう思った。
そして朝からかなりのペースでぶっ飛ばした。砂丘もぶっ飛ばした。そして落っこちた。攻めた結果だから仕方ないけど、でも自分にふがいなさを感じたのも事実。
ところがその表彰式での最終結果を見ると、彼ら2台のタイムがあまりに速い。もうね、わずか260kmのステージで、20分以上はなされてる。スタックしてロスしたのが10分くらいだから、その差を引いても10分以上。
この2台、ガチで攻めてたんだなと。攻められてしまうと、マシンがそもそも違うだけに、こんなにも差が出るなんて。
わかってはいたけれど、こうして数字に出るとちょっとショック。
と同時に、おかしくもあった。
スタックしようがしまいが、もう5位確定だったわけね(笑)
でもよけいにスッキリした。
でも、パンク5回のロスでトータル15分、砂のスタックで40分。1時間近いロスタイムがある。これらを削れば、総合3位になる計算だ。
だったら、もっとロスしない走りをした方がいいに決まっている。決まっているが、ロスしないで守りに入ればペースが落ちる。1時間のロスタイムを減らせるが、その分ペースも1時間以上落ちるだろう。2号車のペーストの差を考えればそのぐらいになる。
だから、攻めた方がやっぱり速い、と、いまでも思ってる。
でも、攻めながらも、ミスを減らす。難しいけれど、そうやって精度を上げていかないと、総合順位は狙えない。
それがまた楽しくもあるよね。
難しいことだけど、やりがいもある。
そんなことを表彰式では考えてました。
さて、次は2ヶ月きってます。ダカールラリー。もうすぐです!
応援、ありがとうございました!
-
その難しさ・面白さがモータースポーツなのでしょうね。走っている最中にご本人たちは置かれている状況が把握しにくいのも。後になって「そうだったのか。」ということは良くあるのでしょう。分析して次、こうしようと思うと早く来い来いお正月!って感じかも知れないですね。
コメントを残す
JUN-TV見逃した方!
10月6日に放送されたJUN-TV、久々のクラス優勝で復活したjunの映像付きライブ中継があったりと、盛りだくさんの内容です。まだご覧になってない方はぜひ!
コメントを残す
JUN’s report from Podium
久々のトロフィーを手にして、本当にほっとしました。
去年のファラオラリーで最終日にまさかのマシントラブル。それもトップを走行中にという、なんともドラマチックというか、そんなドラマいらない! っていう展開から、ダカールの悲劇とつながりました。
でも、今回の優勝でその流れを断ち切ることが出来そうです。厄も抜けるしね(笑)
前回のダカールラリーと全く同一のマシンで今回参戦し、同様のラジエタートラブルが発生。いろいろ原因を探っていくうちに、どうやらこのマシン固有の問題だということが判明した。どうりでそれまで一度も起きなかったんだよ。起きてるのはこの車両のみ。つまり不具合があったってこと。その箇所が突き詰められただけでも大きい!
だからこの車両はかわいそうなんだよ。本来ラリーに出られる状態じゃない仕上がりのまま、ラリーを走らされていたんだからね。無理をさせてたんだ。かわいそうなことをした。
と同時に、そういう無理のある車両は乗っているドライバーも疑心案儀になってしまうから、リズムが悪くなるよね。悪循環だ。前半調子が良かったのに、後半にキレが鈍ってきたのは、その不具合個所が音を上げてしまうからなんだ。その原因が分かっただけでもすごくすっきりした。
ダカールは新車で望むことになるので、もうマシントラブルの心配はなし! 思う存分走り回ってやるつもりだ。
トロフィーをもらってメンバー全員で記念写真。やっぱり優勝するとチームの雰囲気も良くなるよね。それに勝利は本当に久しぶりだったからね。なおさらだ。
おかげさまで久しぶりの飲んだお酒が利いて、結構酔っぱらった。缶ビール3本と、ワインひとくちだけなのにね!
さて、急いで日本に帰ります! まずはかえってラーメン食べたい!
-
それは意外すぎるマシントラブル!しかし判明したからには、安心できますね。ビール3本て、それなりに酔うと思います。やっぱ、お酒飲んだ後はラーメンでしょう。
コメントを残す
Jun on Podium
最終結果が発表された。総合5位 クラス1位。2位とは3時間40分引き離しての優勝だ。
久々の表彰台でトロフィーを受け取ったJunの顔は、笑顔であふれていた。
「最後にミスを犯したけれど、クラストップをしっかり穫れて満足している。これでダカールラリーにも弾みがついた。メカニックたちも今回の優勝をすごく喜んでくれている。チームワークのよさも確認できたし、マシンの問題点も見つけることが出来た。今回のラリーで得たものは大きいよ」
久しぶりの勝利の美酒をこの日は思う存分味わうメンバーたち。次の美酒にありつけるのは、来年の1月の予定だ
-
3時間40分差とはぶっちぎりですね。写真、喜びが伝わって来ますね。特に真ん中の方。声が聞こえて来そうです。
こんにちは パリは、いかがでしたか? 25日の富士スピードウェイは、すご~く行きたいのですが・・・また三橋様の助手席に乗れません 応援してますだ~いすき