晴れた翌朝、
お世話になった野母崎のモトクロスパークを旅立つ。
本当にお世話になりました!
そこで向かったのが長崎の中心地。
海に面した公園エリアに、大型車も止められる駐車場があるのは
調べておいたので、そこにtboxを置く。
そして、その目の前にある船着き場から、小型船に乗り込む
これは行ってみたかったんだよね。
いろんな上陸ツアーがあるんだけれど、
シーマン商会というところがいいよ。
なんでも昔住んでた人が案内してくれてるんだと。
月刊オートバイの松本さんにそう教えられて、
このシーマン商会のツアーに申し込んだのだ。
長崎港から軍艦島までの間もいろいろガイドがあり、
さらに上陸前に島をぐるりと案内
そしていよいよ上陸
上陸できるのはごく一部で、
一番最初に案内されたのが、このエリア
オレンジ色のレンガの壁があるが、
これが軍艦島の世界遺産。
世界遺産登録は、明治時代の産業革命が登録されているので、
軍艦島だけではなく、その周辺のいろんなものが合わせて登録されたのは
なんとなくは知っていた。
けれども、軍艦島の中でも世界遺産登録されたのは、
このレンガの壁というのは知らなかった。
これが明治時代のものなので、昭和時代のものは遺産登録されていないんだそうだ。
真ん中にある真っ黒い建物が、
日本で初めてのコンクリート建築なんだとか
当時の島は最先端だったということだろう。
最盛期は5000人もの人が住んでいたという島には
学校や病院、映画館もあったという。
しかし、一番貴重だったのが水で、
お風呂は基本海水で、最後に上がり湯をかぶるときだけ真水だったという。
毎年いろんなものが崩壊していくらしく、
今度大型台風が来たら、持ちこたえないだろうと言われる
建物もいくつかあるとか。
それどころか、痛みがひどくて上陸すらできなくなるかもしれないという。
だから今回是非行ってみたい場所だった。
石炭といっても、軍艦島で取られたものではないのが残念・・・。
本当に来てよかった!