京都府城陽市出身の全日本ラリードライバーの福永修選手が、地元でオフロードのイベントを開催し、盛り上げたい!
という意図から開催されている「Joyo Super Jump Extreme by Motorsports」。
その第3回が先日の日曜日に開催されました。
僕は今回初参加。
と言っても、本来は去年参加するはずだったけど、ヘルニアを一週間前に誘発させてドタキャン。
今回ようやく参加となったわけです。
参加といっても、イベントのゲストではなく、このイベントに協賛する京都トヨタさんのブースで、同乗体験ドライバーを務めるというもの。
去年発売されたばかりの新車です!
しかも全くノーマル車!
正直な話し、何ができるわけでもないけど、頑張りましたよ!
ランクルフェスタ、のようなイベントが全国各地で行われてるけど、
それってクルマの性能を使って、誰でも悪路を走れますよ、という内容。
モーグルと言われる、凸凹路面や、登坂路、キャンバーをゆっくり走るというもの。
車を信じさえすれば誰でもできる内容です。
でも、ダカールドライバーとして体験同乗してもらうのに、それじゃ意味がない。
だから、頑張ってスピード出して走るわけです。
ドリフトも頑張ります。
でもね、こういう走り、市販車は想定外なんです。
CMでもこんな走りの撮影してるけどね、基本できないようになってます。
だからね、結構難しいんです。
それを無理矢理滑らせるんです。
でもそんなことはお客さんには関係ないし、わからない事。
だから、三橋淳、こんなもんか、って思われるのが、非常に辛い。
同じ会場では全日本ラリーカーがど迫力で走り抜けているわけです。
それと比較されるとね、正直辛い。
ストレスも溜まる。
ドライバーとしてはかなりストレスフルです。
それでも、京都トヨタさんは「好きに使っていいから」と車を預けてくれるので、こうして走れるわけです。
こうやって走らせてくれるディーラーさんは、ここ京都トヨタさんと、宮城トヨタさんしかいない。
だから、そのエリアのお客さんはとてもラッキーだと思ってくださいね。
それに、お客さんもランクルがこういう走りをするのは予想していないようで、それでも十分驚いてくれるし、楽しんでくれるのが何よりの救い。というか、それが僕の走る原動力とも言えます。こうして走れるから、僕も喜んでステアリングを握っているわけです。
もし普通にランクルフェスの様な仕事の依頼があっても、断ります(笑)
確かにあのランクフェスは、ランクルの凄さを体感してもらうには素晴らしいイベントだと思う。
試乗したお客さんが、みんな凄いって言うしね。
でも僕は、凄いって感じる試乗よりも、
楽しい! って感じてもらえる試乗をやりたい。
だから、みんなが楽しいって、いってもらえるこの走りができるイベントに参加しているのです。
スピード出して滑らせて、飛んでけば、そりゃ楽しいよね!
それにしても、最後まで壊れず走りきるランクルも丈夫! 想定外の走りなんだけどね! さすが!
他には全日本トライアルチャンピオンの小川友幸選手と
PWRCの世界チャンピオンである新井敏弘選手や奴田原選手も参加。
超豪華なメンバーです。
彼らと一緒にこのイベントを盛り上げました。
お客さんはもちろん、スタッフも前日の準備日には横に乗せて走ったので、
みんな楽しんでもらえたようです。
中には、楽しい! ランクル買う! といってくれたスタッフもいたとか。
そういってもらえると、僕も頑張った甲斐があります。
そんなこんなで、皆さんお疲れ様でした!