久しぶりに完走メダルをいただきました。
毎年何かしらのトロフィーをもらっていたからか、完走メダルをもらったことはありません。
アフリカ時代にトロフィーと一緒にいくつかもらったけれど、南米になってからはこれが初めてです。
なんでくれないんだろ? 不思議(笑)
現場では多くのメディア、関係者に「なんでバイクにしたの?」って聞かれたけれど、まぁそんなことはどうだっていいじゃないか!
楽しいことがしたいのが僕の生き方だから、楽しい乗り物ならなんだっていいんだ。
KTMは本当に楽しくて良い乗り物だったよ!
ドライバーをクビになって、そのまま終わるのもシャクだなーって思っていたのも事実。
だから、ブエノスアイレスをスタートしてリエゾンを走っている時は、「本当にオレ、ダカールラリーに戻ってきたんだなぁー」っていろんなものが去来して胸を熱くしながら走ってました。
言ってみれば下町ロケット的な物語ですからね(笑)
理不尽な理由で大企業をクビになり、でも多くの仲間と、さらに新しい企業のサポートで再び返り咲く。
今回の参戦劇は、そんな感じですから。
だから、KTM JAPAN の野口社長を始め、ご支援いただいたスポンサーの方々、またクラウドファンディングでご支援いただいた皆様、さらにサイトやfacebookでご声援をいただいた皆様には本当に感謝です。
本当に多くの皆様の支えがあって、今回のダカールラリー参戦があり、また南米ダカール初の日本人ライダー完走という結果を残すことができました。
考えるに、こう言った経緯と皆様の応援と、何より大好きなバイクで毎日走れたことが、”顔に出ていた”のではないかと思います。
いろんな人にいい顔してるって言われました。
自分ではわからなかったけど、きっとそういうことなんだと思います。
長くなりましたが、感謝とお礼の言葉としたいと思います。
もうすぐ日本に帰りますよ!