最終日のSSは180Kmと短く、ポディウムまでのパレードラン的な要素も含まれているため、リアルダカールの最終SSと言われたSTAGE12。
450Kmのリエゾン区間を走った後に480Kmのバリエーションに富んだSSが待っているという、忍耐力が試される1日となりました。
昨日と同じような日差しが照り付けましたが、高温になる砂漠エリアを過ぎているので距離も短縮されず・・・。
今日が走行撮影できる最後のチャンスとゴール出口から2~3Kmほど徒歩で分け入った山中でJUNが来るのを待っていました。
トップのプライス(KTM)が通過したのが14時過ぎ。待つこと数時間・・・JUNが来たのは18時を回ってました。
JUNにとっては、ただただ痛みに耐えながら走る480Kmだったみたいですが、私にとっては、ただただ暑さに耐えながらじっと待つ長い1日となりました。
さすがに長距離のSSは疲れたらしく、カメラを前にしながら「何も出来なかった・・」とうなだれるJUN(笑)
はい、特にリアを流すわけでも、ホコリを立てるでもなく、フツーにスタンディングで走ってきましたね。
まぁ、これもJUNのリアルダカールということでしょう。
最初から付きまとった肩の痛みもここにきて強烈にぶり返したようで、45歳の挑戦はそう簡単ではないことを物語っています。
ダカール後半には、本人も動揺するほどの大きなクラッシュもありましたが、残すは1日。
ロサリオまでの約700Kmを走り終えたら、いよいよ日本人初の南米ダカールmotoクラス完走ということになります。
最終ランに向けてバイクの調整をし、デカールなどの外装も整え、いつもとは逆の出走順となるため早朝4時20分にはビバークを出発していきました。
短いSSとはいえ、最後まで気を抜くことなく走って、笑顔でレースを終えて欲しいです。
皆様、応援よろしくお願いします!
やっとここまで来ましたね~!あと少し、ガンバレ~~!
最後の最後に長距離のSSが。4時間待ってたKさんもお疲れ様です!三橋選手、満身創痍ながらも何とかここまで来たらゴールまであと一息ですね!