【ダカールラリー2016 アルゼンチン・ボリビア】 ステージ9
ベレン → ベレン
SS(競技区間):258km リエゾン(移動区間):178km total:436km
二輪部門62位
2回目となるマラソンステージ。チームやメカニックの手助けは一切受けれられない、競技者の真のスキルが試されるステージだ。
JUNは8時11分30秒、69番手でSSをスタート。スタート直後から路面が悪く、すぐに大変なステージであることを理解した。柔らかい砂の川床や、キャメルグラスと言われる砂の丘一面に草や木が生え、走行の困難を極める。
JUNの体調はまだ完璧ではなかった。しかし、そこそこ調子良いペースで走ることができていた。突然前方からミスコースだと判断した集団が戻ってくる。追いついたチームメイトの#53(彼は手を怪我している)と確認して、コースが間違っていないことが分かるとそのまま進んだ。75km地点あたりだろうか、その混乱で周りが埃まみれとなったとき、砂の川床を走っていると、突然バイクが跳ね上がってクラッシュ。バイク、ライダー共に激しく地面に叩きつけられてしまった。幸いにも、バイク、ライダーともほぼダメージを受けていない。
SS1のCP2以降の砂漠エリアが高温の為、レース続行は危険ということになりキャンセルになった。
「砂の中にある石にフロントタイヤが当たって弾き飛ばされた。リヤが大きく跳ねあげられて、前転を避けようとアクセルを全開にして、何とか前転は免れたが、リヤが戻って着地した反動で今度は左右に大きく振られてクラッシュしてしまった。やっぱり飛ばしすぎてたのかもしれない。10台以上は抜いていたからね。もっとゆっくり走れという知らせだね。」
ピンバック: DAKAR2016 – ステージ9 - 1月12日 ベレン~ベレン | DIRTSPORTS
暑さ、寒さ、雷雨に川の氾濫、全ての荒天を走る今年のダカール。厳しいコンディションですが、走り抜いてください!