2016.01.03

STAGE 0 レースレポート


【ダカールラリー2016 アルゼンチン・ボリビア】 ステージ0 レースレポート
ブエノス・アイレス → ロサリオ
プロローグ:11km リエゾン(移動区間):346km total:357km/ 二輪部門64位

13年ぶりにバイクでダカールラリーに戻ってきたJUN。
四輪から二輪コンバートしたJUNには、否が応でも注目が集まる。
その重厚は、我々には計り知れないものがある。

ダカールラリー初日(STAGEO)は、ブエノスアイレスからロサリオまでの376kmを走る。
途中、11kmのプロローグが設定されており、短い距離ではあるが明日のスタート順を決める大切な区間となる。
ゼッケンの大きいライダーから30秒毎にポディウムに立ち、観客への挨拶後スタートした。

JUNは支度をしながら「俺、緊張してるように見える?」と聞いてきた。
普段おしゃべりな彼の口数が極端に少ない。

その面持ち、立ち込める空気感からも、緊張感は伝わってくる。

スタート後すぐの川渡では、その深さに驚きを隠せなかったようだ。
同じチームのアルマンドとクバは、勢いよく川へ突っ込んだことにより、エンジンが水かぶりで止まってしまい、数十秒ロスが発生した。
ゼッケンナンバーの大きいJUNは先にスタートすることが出来たので、川底が他のライダーたちに削れられて深くなる前に抜けることが出来た。

ビバークに着いたJUNは、少しの疲労感がみえる。
なんか緊張してたようだ。
全然うまく走れず、まだバイクと仲良くできない感じだと漏らす。
本当のダカールラリーは明日から始まり、先は長い。
これから感覚を掴み、バイクとの意思疎通を図ろうとしているJUN。

狭い道を150km/hくらいでぷっ飛ばしていくのでまだ目が慣れない。
焦らず先を進めようと思う、とJUNは語った。


カテゴリー: 2016 DAKAR(day 0)

コメントを残す