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ステージ12
〇テルマス・デ・リオ・オンド →　 ロサリオ
SS（競技区間）　298km 　リエゾン（移動区間）726km total 1024km　／総合29位 市販車部門1位

今日は、SSが終わってビバークに移動中のリエゾンから連絡が来た。本日、リエゾンが長くSSも併せると上記のように総距離1000㎞もある。長いといいつつも、声色は非常に元気だったので安堵。

今日のコースは、昨日と同様の山岳路。路面は硬く道が狭い。走行中に５，６台コースアウトしているのを見かけたり、石や壁にぶつかっているものや、牧場を進んで行く地帯ではゲートの看板にぶつかっていたりと、ハイスピードで走るのでスキルも当然必要。JUNは、問題なく走行をしていたのだが、前半は、スリッピーな箇所もあり思いの外ペースがあがらなかった。2年前に引っくり返った箇所でもあり、若干ナーバスだったことも理由のひとつだ。しかし、前のトラックがパンク、そして、その前のバギーがコースアウトし視界が開けたことで、ペースがつかめるようになった。中盤以降は、快調に飛ばし今日もノートラブルでゴールした。

明日の最後のステージを控え、ここまで長かったと話すJUN。今年は大会前半の体調不良が心配されたが、ここまでの長丁場を走り抜き、細かなアクシデントに度々見舞われたものの、ロスタイムは最小限に留めベテランらしい戦いをして来た。明日はいよいよ最後だが、自分が納得する走りでゴールを目指して欲しい。

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ステージ11
〇サルタ　→　テルマス・デ・リオ・オンド
SS（競技区間）　326km 　リエゾン（移動区間）194km total 520km ／総合28位 市販車部門1位

今日のSSは、距離も短く広いか狭いか、そんな普通のオフロードのコースだったと語るJUN。カミオンが間に入り、それを抜くのが大変ではあったが、ステージ全般おおむね順調であった。強いて言えば、最後にぬかるんだ道があったので、それを避けるためにコースオフして進んだくらい。2号車のサポートという役目に徹し、無難にトラブルもなく走行を終えた。

今日のステージ終了時点で、チームメイトとのタイム差は5分。残りのステージは、２つ。コース自体、難しいコースではないそうだ。このまま並走して行けば、クラスワンツーは確実。クラス3位のクルマとは、23時間もの差がある。これは、今年これまで同クラスで戦ってきた強豪が、改造部門にクラスを移し実質チームには敵がいなく、JUNたちが強さを見せつけリードして来た結果。もちろん、クルマが壊れてしまったら元も子もないという点では、自分たちとの戦いでもある。チームメイトとのタイム差が気になるスリリングな展開の終盤を迎えたが、残りのステージを堅実に駆け抜ければ結果は自ずと付いて来る。最後の最後まで、ファンのみなさまには声援を送り続けて欲しい。

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