【ダカールラリー2015 アルゼンチン・ボリビア・チリ】ステージ8 ウユニ → イキケ
SS(競技区間) 781km リエゾン(移動区間)24km total 805km /総合26位 市販車部門1位
JUN念願のウユニ塩湖からのスタートは、到着してからあまり時間もなく、そして夜が明ける時間帯だった為、期待した綺麗な光景にはさほどお目にかかれず人もごった返す中でのスタートとなった。
数台ずつ5分おきでスタートを切ったが、まず60㎞までアクセルを踏みっぱなしだった。そこまでは、轍を進んで行った。ウユニ塩湖を走る130㎞の間は、結局アクセルを緩めたのはたった4回だけ。ここまでは、パワステ無しのJUNには、優しいコースで走っていて気持ち良かったそうだ。塩湖を過ぎてからの4000メートルを越える付近の路面は、石がごろごろしている悪路。ハンドルを何度も取られてしまい今のJUNには厳しいコース、2回コースアウトを喫した。パワステが無いと路面状況によっては指を骨折するケースもあるが、路面から受ける衝撃をどうにか凌いだ。
前日、クルマをぶつけた際にタイヤがあたりブレーキが効かなくなるトラブルがあったが、その影響か走行中、左前のブレーキホースが切れオイルが漏れてしまった。リエゾンで修復作業をしたが、その間チームメイトは待っていてくれた。
最後の砂丘の部分では、チームメイトも自分もお互い登れないこともあったが、フォローをしながら走行し、残り40㎞は2台で並走。無事にチームの待つイキケに帰還した。JUNは、チームメイトのサポートに感謝していると語っていた。
イキケで待っていたフランス人メカニックたちは、この2日間、JUNが約1000㎞をパワステ無しで走ったことを称賛してくれた。腕は、かなり来ている…とのことだが、何はともあれ無事にマラソンステージを終えたことに安堵。明日は休息日、しっかり休んで残りのステージに備えて欲しい。
悪路にパワステなし・・・悪路の距離が比較的短くて不幸中の幸いでしたね。砂丘でチームメイト同士でフォローし合えて越えられて良かったですね。かなりお疲れの直後に休息日だったのも割とラッキーなタイミングだったのではないでしょうか。残りのダカールも頑張って下さい!
自主トレの成果がちゃんと出ているね、我慢我慢しながらも、ちゃんと前に進んでいくところが素晴らしい!!