【ダカールラリー2015 アルゼンチン・ボリビア・チリ】 ステージ3レースレポート
サン・ホアン →チレシト
SS(競技区間) 284km リエゾン(移動区間)258km total 542km /総合32位 市販車部門1位
(車載カメラ)
今日のステージは、2011年の同じ個所を逆走するコースで、枯川の河川敷の石がゴロゴロ転がる箇所から1000mクラスの平坦な道へと至るが、後半部分はフェシフェシもあり、前半と路面の状況が違っていてスピードは出るものの、路面がうねっていてはじかれる箇所もあり。
まず、最初はタイヤの空気圧を高めにして出発した。ジボン・三浦組は逆に低めで出たそうだ。今日はチームメイトを捕まえて行こうと、サンチネル(相手に追い越しを知らせる装置)を使おうとしたら、昨日トラブルで下位に沈んでいたと思われるバギーなどの早い集団が後ろからやって来たので、路肩に避けてとりあえず道を譲った。その後、走り始めるもチームメイトの影も形もなく見失う。かなり遠くのホコリがそうなのか?と思いつつ頑張って追いかけた。
今日は、メディカルでもらった薬に助けられ体調はまずまず。ナビのアランに言わせると、後半の走りはめちゃくちゃだったらしいが…。
後半のフェシフェシの部分に差し掛かり、下が柔らかくなったので空気圧を抜く為ストップ。作業をしている間に、沢山のクルマに抜かれたが、再スタートを切ったら空気圧を下げたことで加速力が増しペースが上がったので、抜かれた集団に追いついた。結局、またホコリとの戦いになり抜けず…、あのまま我慢して走っていたらタイヤを換えずにフェシフェシも抜けることができたかも…。
そんな思いの中、無事にゴールするもチームメイトが見当たらずタイムロスを悔やんだ。しかし、チームメイトはミスコースをしてしまいその後ラジエターを破損、修復作業に時間を要したらしく、JUNよりも約2時間後にゴールした。
ゴールしてからあまりに差がついてしまったと思い、アランも到着早々機嫌が悪かったようだが、序盤で見失ったのは、チームメイトがミスコースをした際にJUNが先行していたという事だった。体調もまずまずの中だったが、無事にカテゴリートップでゴールした。
がんばって!!でも無理しないで!!