モロッコラリーで総合12位 クラス1位を獲得する事が出来ました。
毎日のレポートはfacebookページで行っていましたが、
見逃した方のためにここで改めて公開したいと思います。
STAGE 01
2014/10/03 エルフード~ダミア 走行距離:競技区間:276km/移動区間:44km
今日は2回もパンクしてしまい、最後はゴール手前5kmでやらかしたので、そのまま走ってゴールした。今日は超ハイスピードコースだから、差が付きにくいね。
前半は前のクルマが微妙に遅くて、ずーっとホコリの中。ようやく視界が開けたらパンクして、再発進するときに、遅いバギーに前を行かれてしまい、また抜くの苦労した。
でもペースはそんなに攻めてないので、スピードはいいと思うけど。、リズムがイマイチだね。
でも大丈夫!
SS1 総合20位
クラス 1位
STAGE 02
2014/10/5 エルフード〜メルザーネ 走行距離:競技区間:211km/移動区間:37km
今日は昨日と違いノートラブル。砂丘も問題なく越えてきた。
その時点で2号車に1分ほどの差を着けていて、最後のパートで差を広げようと飛ばしたんだけど、カザフスタンの遅いハイラックスに道を塞がれてしまい、差をつけるどころか縮まってしまった。
でも問題ない。調子は上々です!
SS2 総合20位 クラス2位
累積順位 総合21位 クラス2位
STAGE 03
2014/10/6 エルフード〜ザゴラ 走行距離:競技区間:313km/移動区間:50km
今日はプッシュして60km地点で2号車を捕まえて、パス。そのまま引き離そうとしたけれど、パンクしてしまい、逆に遅れてしまった。
そのままパンクに気をつけながら走行していると、再び2号車をキャッチ。しかし、道が狭くホコリがひどいので、抜けずにそのまま後ろについてゴールした。
ゴールしてびっくりなのは、SS3終了時点でで2号車とまったくの同タイムということ!
彼らもかなり速くなっている。これはなかなかおもしろいね!
SS3 総合 20位 クラス1位
累積成績 総合18位 クラス1位
STAGE 04
2014/10/7 ザゴラ〜シェガガ 走行距離:競技区間:226km/移動区間:153km
今日はとてもタフなコースだった。
昔のパリダカのような難しさで気を休めるところが全然なかった
最初の小砂丘群でタイヤをリム落ちさせてしまい、数分のロスと、中盤の砂丘群ではあまりの暑さにちょっと集中力が途切れてしまい、小さなミスを犯してしまったが、概ね順調にゴールした。
特にタイヤを低い空気圧のまま走りきれたので、途中で空気圧を調整しなくて済んだ分、ロスタイムも少なかった。
残り2日もこの調子で行きますよ
ステージ4 18位 クラス1位
累積順位 総合 14位 クラス1位
STAGE 05
2014/10/8 ザゴラ~マラケシュ 走行距離:競技区間:302km/移動区間:210km
今日は山岳路のテクニカルコースで、いつパンクしてもおかしくない程の石がゴロゴロした、とても気を使う。さらにスピードコントロールゾーンが沢山あって、スピード違反にも気を使う。
コース中盤を過ぎて出てきた山岳路は本当に狭くて石も多く、落ちたらかなりヤバイことになる。そこのタイトターンで石にヒットさせて、パワステを壊してしまった。残り120kmをパワステなし、しかもタイトターンの多い石の山岳路。正直ヤバイと思った。
でも諦めずにハンドルを取られてあらぬ方向に行きそうになるのを、力で押さえつけてゴールした。ステージ1位は当然譲る事になったが、総合では以前トップをキープ出来たのはラッキーだった。
明日は100kmのコースだが、気を抜かずに最後まで走ります!
ステージ5 総合19位 クラス2位
累積順位 総合12位 クラス1位
STAGE 06
2014/10/9 マラケシュ 走行距離:競技区間:113km/移動区間:56km
最終日はマラケッシュ周辺の丘陵地隊を行くあぜ道というか、生活道路を走る100kmのルート。ところがクローズドされていないので、地元のクルマが前から走ってくるのだ! だからとてもレーシングスピードで走る気になれず、ゆっくり走ることにした。リスクは不要だからね。
これで総合12位、プロダクションクラスの優勝を手に入れたのだが、チームメイトのニコラはかなり速くなった。うかうかしていられないが、ダカールで優勝するのは、もちろん僕だ!
ステージ6 総合23位 クラス2位
最終成績 総合12位 クラス1位
ラリーらしい山あり谷ありのモロッコでしたね。クラス優勝おめでとうございます!
おめでとうございます!色々刺激的な出来事が起こったラリーだったみたいですが、パワステなしが一番大変そうだと思いました。まさに試練・・・無事にクラストップでゴール出来て本当に良かったですね。お疲れ様でした。
この間テレビで唐津のラリーイベントを放送していて、勿論三橋選手のドライブも映ってました。さすがテレビはジャンプする瞬間をばっちり捉えていましたね。ここの写真で見るジャンプの豪快さはまた別次元だと思いますが、一般人にはイベントで見るジャンプも衝撃です。