初めてのスプリントラリー。
それをコドライバー(ナビゲーター)でどうですか?
といわれはいはいと安請け合いしてやって来た木曽福島。
TRDラリーの開幕戦だ。
初心者を対象としたのんびりとした大会だけに、僕自身ものんびりモード
まあ楽しみましょう! 初めてだしってなもんだ。
今回はGAZOOレーシングよりエントリー。
モリゾウ事、豊田章男社長も86で参戦。
他にGAZOOレディーとしてJ-SPORTSからレポーターの栗田さんがナビとして参戦
僕のパートナーはスーパー耐久などで活躍する蒲生選手。若手!
サーキット系のドライバーだけど、プロだし、僕もナビ初めてだし、まぁのんびり行きましょうって言うテンション
ところがいざ走り出してみると、みんな早い!
全然かなわない!
しかもだ、あのモリゾウ選手に大差をつけて負けている!
いやーモリゾウ選手早いわー。
もう走りが立派なラリードライバーて感じ。
なんて感心しきり。
とはいえ蒲生君にもプロの意地がある。
2ラップ目は彼なりにぶっ飛ばすが、差が全然縮まらない。
でもまぁこれはこれでいいんじゃないの。なんてのんきにしていたのだが、
GAZOOのスタッフに
「蒲生君モリゾウさんに勝ちたいみたいなので、なんとかしてください」と怒られた(笑)
そうか、勝ちたいのか!
本当は生粋のプロドライバーにアドバイスするのは気が引けていたのだけれど、
こうなったら、年の功、おっさんのぼやき! えらそうにアドバイス!
「ブレーキはサーキットと違うから、奥まで突っ込まないで向きを変える事に専念!」
「すぐにインに入らない! 奥でインに入る!』
「クルマの向きを変えてる時間を短く!」
「ちょっとでもいいからアクセル踏める時間を長く!」
と、自分が思っている事をズカズカ言った。
そしたら、さすがヤングドライバー。すぐにこつを掴んで午後は一気にタイムアップ。
1SSで0.2秒差まで追いついた!
これはもらったね、もっと丁寧にいけば絶対大丈夫!
とにかくコーナーで頑張らないようにしろよ! と檄を飛ばす
モリゾウさんも笑顔が消えて
「いいんだよ君らしくブレーキガンガン突っ込んでいけば! で、僕が勝ったら君の代わりにニュルは僕が行くから。そしたら代わりに社長やれ!」
と心理作戦勃発(笑)
かくして挑んだ最終SSは、
約2秒の差をつけて勝利!
ガッツポーツ!
最後以外はすべて負けているにもかかわらず、まるで勝ったかのように喜ぶ二人(笑)
成績では負けたけど、勝負には勝った!
だから、リザルトではぶっちぎりで上なのに、なぜか悔しがるモリゾウさん(笑)
でも、これ、ラリー未経験だとプロドライバーといえどももうモリゾウさんには勝てないと思うよ。
それくらい早いもの。
僕だって実はスプリントラリー出た事ないし、
アスファルトの峠道攻めた事ないし、
86乗った事ないし、
出たらかなわないんじゃないかなー。
そのぐらい早いのから、プロドライバーの皆さん、覚悟した方がいいよ(笑)
でも楽しかったー。
次は僕がドライバーで出てみたいなー
リエゾンで、プリウスの後ろにぴったり付くモリゾウさん。
まさか真後ろにいるクルマがを、自分の乗っているクルマの社長が運転してるとは、夢にも思わないだろうなぁ(笑)
三橋選手が不甲斐なかったら、世の中の人間は全て不甲斐なくなってしまいますよ。三橋選手が不甲斐ないなんてことないですよ。ところで、このケーキ屋さん知ってます。昼はマダムの溜まり場で、人気の美味しいお店ですね。ホールで一気食い、一度やってみたいものです。太っても1キロで済むなんて、さすが運動量の多いアスリートですね。