2014.01.19

【ダカールラリー2014 アルゼンチン・ボリビア・チリ】 レポート vol.15

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ステージ13 総合30位 市販車部門2位 / ランキング 総合21位 市販車部門1位
La Serena → Valparaiso SS(競技区間): 157 km / LI(リエゾン、移動区間): 378 km

市販車部門、チャンピオンに返り咲く!
ラストステージを迎えた朝は、大雨に見舞われた。競技には影響もなく、最後の一日がスタートした。ここまで、一歩一歩大事に歩んできたステージ。レースは、あまりにも容易なコースで拍子抜けしたそうだ。

今日は、カミオンがMIXでスタートしたが、埃で前が見えない為、JUNが追い抜こうとすると、ナビのアランが制止するという、これまでの喧嘩の逆パターンを展開。どうにかカミオンを抜いて視界が開けると、次はバギーが視界を遮った。

埃の中の走行も視界が悪く危険な為、サンチネル(相手に追い抜くことを知らせる機器)を3回送ったが、まったくどいてくれず。この際も、アランはこのままで良いと言い、JUNは前に行きたい為、あれこれ言い合いになりながらも、大きなトラブルもなく無事にゴールした。

ゴールをしてからクルマを点検したところ、フロントタイヤのホイールナット(全部で5本)が2本折れていた。対角線上にあるナットが折れているならまだしも、隣り合ったナットを破損。原因は不明だが、あと1本折れていたら、ホイールが緩み当然走行に支障をきたす。“命拾い”をしたと、そう思ったそうだ。終わってみれば、ナビのアランとの喧嘩も笑い話だが、やはり運も味方していたと感じる。

再車検を終え、ポディウムにあがり、ホテルに戻る車中から連絡が来た。「今年は無事にゴールできて本当に良かった」と、落ち着き払った声で語りながらも、声はとても弾んでいた。

今大会中は、できるだけレースに集中する体制で臨んで来たが、本人の声もぼちぼちUPされるはず。それを待ちつつ、この3年ぶりの勝利を惜しげもなく祝うこととしよう!


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 13)
  1. 奥野 のコメント

    おめでとうございます!ほっとしました~。皆様お疲れ様でした。

  2. 一通 のコメント

    いやー再車検が終わってポディウムの続報がUPされるまでドキドキ!
    レポートを読むとゴール直前までギリギリの戦いをなさっていたのですね。慎重かつ速いドライビング、信頼おけるナビ、が最後まで必要とされたのですね。また日々の丹念な整備あってこそ、この程度で済んでゴールできたのではないでしょうか。本当に皆様お疲れ様でした!

  3. 桐島ローランド のコメント

    今回は安心して観れました!ちゃんとプッシュする所はプッシュして、抑える所は抑える。流石でした!本当にお疲れさま!そしてチャンピオン奪回おめでとうございます!!!

  4. kaz のコメント

    おめでとうございます!素敵な笑顔ですね!
    早く報告の声を聞きたいです!

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