今年も山に登る事にした
去年も登ったんだけど、それはそれは無謀な登山だった。
地図なし、雨具なし、着替えなしの無い無い尽くし。
はっきり言って危険な登山だった。
でも、今年は違うぞ!
ゴアテックスのレインウエアを用意した!
着替えももった!
地図もダウンロードした!
クツもMTB用じゃなくて、アウトドア用にした!
(といってもローカットモデル)
そして、今回は山小屋泊の1日&半日コースにした!
去年と同じじゃおもしろくないからね。
ルートは白馬三山を縦走するルートだ。
天候とにらめっこして、登山日を決定。
今年は待機が不安定で、雨が多いから、
かなり注意深く日程を決めた。
山で雨はやだもの。
というか下手したら死んじゃうし。
死んじゃうしって、去年オレ雨具もってってないし・・・無謀・・
栂池からロープウェイに乗り、そこから白馬三山を越え、天狗山荘一泊。
翌日は日本三大キレットといわれる不帰嶮(かえらずのけん)を越え、
八方に戻って来るというルートだ
すでにハイスーズンを終えているので、人数もまばら。
ゴンドラも8時始発とゆっくりだ。
その後、ロープウェイに乗り継ぎ、いよいよ登山開始。
先頭を切って歩こうかと思ったけれど、
その前にトイレ(笑い)
もっともトレイルランナーが2人ほどいたから、
先頭歩いてもすぐに抜かれるからね。
一時間半も歩けば乗鞍岳に到着。
乗鞍岳といっても、乗鞍高原の方ではない。
紛らわしいね
そこから見える白馬大池までは、意外とかかって30分ほど。
水がとってもきれいだ
この時点で10時。
さて、ここからが本当の白馬三山への道だ。
まずはひとつ目。
と言いたいところがだ、白馬岳の手間にある小蓮華岳。
この辺りから雲が一気に広がりだした。
でも逆に、この雲がとってもいい感じ。
ラピュタ好きにはたまりません(笑)
なぜセミ???
ここは標高3000m近い場所だよ???
まったく身動き取れないけれど
でも生きてるセミ・・・
謎だ・・・
雲も多かったけど、人も多かった。
これがハイシーズンならもっとごった返してるんだろうなぁ。
ちなみに、白馬岳と書いて、しろうまだけと読む。
名前の由来は春になると雪解けで岩が露出し黒い「代掻き馬」の雪形が現れることから、「代掻き馬」→「代馬」→「白馬」となったらしい。つまり本来の表記は「代馬岳」なんだとか。
白馬って書いてあれば、「しろうま」とは読まずに「はくば」って読むようになるよね。
ここで麓で買い込んだパンをほおばり、とっとと進む。
オレの登山は基本あまり休まない。
というのも薄着だから、長時間休んでると寒くなっちゃうから(笑)
いいのだ。トレーニングだし。
ズンズン進む。
次は杓子岳だ。
ところが、歩いていくと巻き道がある。
巻き道を行けば当然近道だけど、杓子岳の頂上に行けない。
目の前のハイカーは巻き道をあるてる。
いや、まけねー!(なにに??)
だってもう来ない可能性の方が高いもの(笑)
登っておかないとね。
というわけで、急斜面をヒイヒイ言いながら登ると、
そこには寂しく標識が一本あるだけ!
白馬岳と違い、だーれもいない。
巻き道があれば寄らないよね。
でも登ったどー
この辺りから雲が増えて来た。
だんだん視界が真っ白に!
でも振り返ると、そこには雲の切れ間から白馬岳と杓子岳が!
やばい、きれいだ・・・
日本の山って本当にきれいだよねぇ。
この景色を見れれば、山に登りたいって気持ちも分かるなぁ。
でも次の鑓ケ岳はマッシロシロスケ・・・
この辺りになると、風も強くて急激に気温が下がって、
手がパンパンに腫れ上がっていた。
手袋忘れたんだよね・・
寒さで手が腫れて、ちょっとヤバいかも・・・
手をさすりながら、そこから歩く事30分。
ようやく着いた天狗山荘。
15時半に着いたけれども、お客さんが結構多かった。
友だちの話では、ここは客が少なくて雰囲気良いからオススメだよ
って言われたのでここに決めたのだが、今日は結構な数だ。
きっと天候が悪いからだろうなぁ。
そしてびっくりなのは小屋の外ならソフトバンクが圏内になること!
こんな山なのに!
というわけで、人生2度目の山小屋泊にちょっと緊張しながら、チェックインです
続く・・・
淳さん さすが基礎体力があるとはいえ、これだけの山を縦走するとは凄いことです。さらに装備を充実され、ラリーに向けてのしっかりとしたトレーニングになることを祈ります。
早くハンドルを握る姿が見たいものです。
綺麗な写真ではないですか!杓子岳登って良かったじゃないですか。
去年の登山は無謀を体力で突破した登山だったんですね。今年はかなり装備していらしたとは言え、山ってどう装備しても100%の備えはできないような。マンガの『岳』を一気読みしたばかりなので今、山の良さを実際以上に刷り込みされている状態です。登山に行く人々からは「あんなにいい人ばかりではない。」と諭されていますが。でもこんな綺麗な写真を見てしまうと、やっぱり素晴らしいんだろうなあ・・・と思います。