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チームはさらに南下してM’hamid（マーミッド）という村に移動した。
ここは本当にサハラの入り口で、ここより南は死の世界。
過酷なサハラ砂漠の始まりだ。

そんなもんだから夜になっても気温が落ちない！
とにかく暑くてヤバい。
モロッコの中でも相当暑くてヤバい場所なのだ。

ここからいろんなことが起こった。

ホテルの部屋はアフリカンスタイルといって、かわいらしいコテージだった。

ところが、夜に村全体が停電してしまった。
エアコンがないと部屋の中の温度は42度！
日本の熱帯夜が涼しく感じるくらいの暑さだ。

これでチームメンバー全員が寝不足に・・・。

さらにテスト早朝からサハラ砂漠は猛威を振るう。

ご覧の通りの砂嵐・・・

普通こういう状況でサハラ砂漠に入るのはとても危険だ。
でも我々にはGPSに衛星携帯がある。
これらなくしては本当に走れない。

文明の力に助けられて走る事は出来るが、
この視界ではペースは当然あげられない。

今度は再び普段のMerzouga（メルズーガ砂丘）に戻ると、なんと雨が降ったらしく路面が濡れている!!!

硬くて砂が走りやすくなると思いきや、これが重いの何のって！

それでもテスト走行していると、今度はマシントラブルで立ち往生！

幸い砂丘の出口まで２kmほどだったので、
歩いて脱出

その後メカニックたちとパーツを持って再び砂丘を歩くいて車両を回収。

その夜ホテルに戻ると嵐のごとく大雨で、ガレージが浸水・・・・。

今年のテストは色々起きる・・

自然には勝てないってことを痛感させられてます。

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