【STAFF】
【ダカールラリー2013 ペルー・アルゼンチン・チリ】 レポート vol.9
-総合46位 Calama to Salta SS: 218㎞ リエゾン: 533㎞ –
アンデス山脈を舞台に、高所を走り続けるステージ7が開催された。今日は、富士山クラスの山々を越え、アルゼンチンに入った。当初キャンセルが予定されていたステージだが、1つでも取りこぼしなく挽回したいTLCにとっては、ありがたい話。そして、このステージは、高所の国境越えということで、峠をたくさん通過する事から、至るところで事故が起きていた。JUNは、幸いにも巻き込まれることはなかった。今日のステージは、しいて言えば、ほこりとの戦いだろうか。前を行くカミオンに先をふさがれ、70km近くストレスのたまる走りを強いられた。しかし、視界不良の中、アランの絶妙のナビゲーションを見せてくれた。アランの指示通りにブレ―キング。自分の眼となってくれ、見えているかのように、アランの言うとおりの光景が広がる。アランとのコンビは、本当に素晴らしいと改めた感じたJUN。一時、彼のモチベーションが心配していたが、しっかり復活してくれ、JUNとしてもうれしい限りだ。
昨日トラブルのあったエンジンは、今日はノートラブルだが、空気が薄いので若干パワー不足に感じることがあった。
ビバークは、大雨。その為、明日のSSが2つに分かれているだが、1つキャンセルとなったことが痛い。大雨の中、メカニックがメンテナンスを施してくれていることに感謝し、短いSSとなってしまったが、きっちりサポートして行きたい。