【ダカールラリー2013 ペルー・アルゼンチン・チリ】 レポート vol.3
-総合37位 PISCO to PISCO リエゾン:85㎞ SS: 242㎞ –
大会二日目、今日のコースは、ほとんどが砂丘との戦い。キャリアのあるJUNでも、二日目からこんなに砂丘ばかり出て来てどうする?と、感じさせる内容だった。400~600メートルの高さの砂丘がSS区間の終わりまで続くステージ2は、主に前半と中盤の砂丘の難易度が高かったようだが、柔らかい砂との格闘でクルマが重く感じる中、スタックすることもなく、TLC(チームランドクルーザー)1号車2号車共にランデブー走行で走破した。昨日より、20位ほどポジションをあげてゴールしている。マシントラブルなども今のところなく、順調である。だが、明日明後日のステージ3とステージ4では、更に難易度があがり、スタック無しでの走行は避けられないだろうとのことなので油断できない。
ライバルのフォッジ選手は、マシントラブルに見舞われ57位でチェッカー。タイム差は40分ほどあるが、一度砂丘でスタックしてしまうと、瞬く間に失ってしまうギャップなので、JUNは全く気にしていない様子だ。
また、走行途中の枯れ川で、転倒している他の車両に助けを求められTLCの二台で救出を手助けしたとのことだった。JUNも、いつでも逆の立場に成りうる事があるので、ダカールラリーでは当たり前の事とのこと。そんなスポーツマンシップに敬意を払いつつ、明日の激走に期待したい。