年別アーカイブ: 2012

2012.10.08

JUN-TV見逃した方!


10月6日に放送されたJUN-TV、久々のクラス優勝で復活したjunの映像付きライブ中継があったりと、盛りだくさんの内容です。まだご覧になってない方はぜひ!


カテゴリー: 2012 PHARAONS(after), Movies

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2012.10.07

JUN’s report from Podium

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久々のトロフィーを手にして、本当にほっとしました。
去年のファラオラリーで最終日にまさかのマシントラブル。それもトップを走行中にという、なんともドラマチックというか、そんなドラマいらない! っていう展開から、ダカールの悲劇とつながりました。
でも、今回の優勝でその流れを断ち切ることが出来そうです。厄も抜けるしね(笑)

前回のダカールラリーと全く同一のマシンで今回参戦し、同様のラジエタートラブルが発生。いろいろ原因を探っていくうちに、どうやらこのマシン固有の問題だということが判明した。どうりでそれまで一度も起きなかったんだよ。起きてるのはこの車両のみ。つまり不具合があったってこと。その箇所が突き詰められただけでも大きい!

だからこの車両はかわいそうなんだよ。本来ラリーに出られる状態じゃない仕上がりのまま、ラリーを走らされていたんだからね。無理をさせてたんだ。かわいそうなことをした。
と同時に、そういう無理のある車両は乗っているドライバーも疑心案儀になってしまうから、リズムが悪くなるよね。悪循環だ。前半調子が良かったのに、後半にキレが鈍ってきたのは、その不具合個所が音を上げてしまうからなんだ。その原因が分かっただけでもすごくすっきりした。

ダカールは新車で望むことになるので、もうマシントラブルの心配はなし! 思う存分走り回ってやるつもりだ。

トロフィーをもらってメンバー全員で記念写真。やっぱり優勝するとチームの雰囲気も良くなるよね。それに勝利は本当に久しぶりだったからね。なおさらだ。
おかげさまで久しぶりの飲んだお酒が利いて、結構酔っぱらった。缶ビール3本と、ワインひとくちだけなのにね!
さて、急いで日本に帰ります! まずはかえってラーメン食べたい!


カテゴリー: 2012 PHARAONS(podium)
  1. 一通 のコメント

    それは意外すぎるマシントラブル!しかし判明したからには、安心できますね。ビール3本て、それなりに酔うと思います。やっぱ、お酒飲んだ後はラーメンでしょう。

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2012.10.07

Jun on Podium

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最終結果が発表された。総合5位 クラス1位。2位とは3時間40分引き離しての優勝だ。
久々の表彰台でトロフィーを受け取ったJunの顔は、笑顔であふれていた。
「最後にミスを犯したけれど、クラストップをしっかり穫れて満足している。これでダカールラリーにも弾みがついた。メカニックたちも今回の優勝をすごく喜んでくれている。チームワークのよさも確認できたし、マシンの問題点も見つけることが出来た。今回のラリーで得たものは大きいよ」
 久しぶりの勝利の美酒をこの日は思う存分味わうメンバーたち。次の美酒にありつけるのは、来年の1月の予定だ


カテゴリー: 2012 PHARAONS(podium)
  1. 一通 のコメント

    3時間40分差とはぶっちぎりですね。写真、喜びが伝わって来ますね。特に真ん中の方。声が聞こえて来そうです。

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2012.10.07

JUN’s report from bivouac

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最終日の朝、総合4位。3位とは2分差。5位とも2分差。最終日でこんな混戦になるとは思わなかった。
当然3位を狙っていきたいところだけれども、5位のバギーには全く歯が立たない。なぜ彼が後ろにいるかというと、ステージ2の砂丘でスタックして、かなり時間をロスしたからだ。それ以外では到底かなうマシンではない。
対して3位にいるバギーは、こいつは確かに早いが、ミスも多い。だから毎日いい勝負なのだ。
そんなことを考えながらのスタートは、当然欲が出る。チームは当然クラス優勝を優先させる。それはわかってる。わかってるが挑みたくなるのが男の性だ。
 しかし、気持ちが空回りしたね。砂丘でペースをあげすぎたようだ。小さい砂丘を超えた先に、たまたま小さな穴があって、そこに落ちてしまった。ちょうどオレのライン上にだけ穴が! もっとも、2号車が数分後にやってきて、すぐに引っ張ってくれたので大したロスタイムにはなってないのだが、それでもオレの挑戦はここで終わり。許されるミスは1度だけだ。
 その後は2号車の後ろについてランデブー走行。ただ、ニコラが結構飛ばすので、オレも向きになって埃の中追いついていくのだが、その度に、ナビのアランに怒られた。それを何度もやるものだから、最後には「お前はここですべてを無にしてしまうつもりか!」と怒鳴られたので、素直にゴメンとペースダウン。おとなしく2号車の後ろ、埃がかぶらない程度の距離を保ちながら、ゴールした。
 これで総合5位。クラス1位。前回のダカール、ファラオと2回続けて負けているので久しぶりに勝てた。それはほっとしてる。けれども、今回のラリー、後半にリズムがちょっと狂ってきて、最後には穴に落ちてしまうとか、なんかうまくまとめられなかった。前半がよかっただけにそう思う。
 でもその理由も、今回のラリーではっきりした。ようやくわかった。このリズムの悪さが。その理由はまた明日!
とにかく、まずはしっかりクラス優勝果たしました! 応援してくれたみなさま、ありがとうございました!


カテゴリー: 2012 PHARAONS(day 6)
  1. れんたろう のコメント

    クラス優勝おめでとうございます!
    そして無事のご帰還、おかえりなさい!
    帰国後にまた楽しいお話を聞かせて下さいね。

  2. 一通 のコメント

    同じくですが、クラス優勝おめでとうございます!
    価値ある優勝ですね。勝った上に得たものもあったなんてこれ以上ない経験だったじゃないですか。アランはナビでコドライバーで先達でもあるような、良いコンビネーションですね。写真は「走るぞ!」という気迫が漂っています。
    今更なんですが、クロスカントリーラリーって、山登りと似ているところがありますね。想像よりもずっと山あり谷ありだし、マラソンで縦走登山しているような、車だけど。登山もラリーもしたことありませんが、そう思いました。

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2012.10.07

Report Stage6

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いよいよ最後の日がやってきた。路面の影響で40km短縮されたステージを、4番手にスタートしたJun。快調に走り、後ろに総合トップのminiを従えて砂丘エリアに突入した。
この砂丘でもかなりのペースで走るが、そこで勢い余って砂丘のくぼみに運悪く落ちてしまいフロントグリル&バンパーを大破させてしまう。
そこに2号車がすぐにやってきて、引っ張りだしたことでタイムロスは大きくならずにすんだ。
「ニコラがすぐに引っ張ってくれた。こういう時にすぐに来る2号車がいると心強い。今日はチームプレーに助けられたよ」
その後は2台でランデブーしてゴール。そのまま150kmのリエゾンの後に、ピラミッド前に設置されたポディウムにあがった。
「去年のファラオでリタイヤしただけに、今回のクラス優勝は素直にうれしい。ダカールもこの調子で走りたい」

最終結果
総合5位 クラス1位


カテゴリー: 2012 PHARAONS(day 6)

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