ラリーカーが走れるようになったので、早速慣し運転。新品のエンジンやギヤは、まだ当たりが出ていないので、ゆっくり走ってなじませてあげる必要がある。
本来ならレースカーというのは安全な場所で、しかもオイルを何度も交換しながら慣し走行をするものだけれど、このチームはなぜか1000kmイッキ走りと決めている。理由は知らない。
どうせ走るならと、ここ最近勝手にフランス旅行と決め込んでいて、2年前はアルザス地方、去年はブルターニュに足を運んだ。今年はどうしようかなぁと思い、facebookでオススメを募ったところ、興味深いプランが出てきたので、それに乗っかることにした。
題して、フォアグラ三昧ドライブ紀行!in ミディピレネー!
フォアグラの季節にはちと早いが、距離的にちょうど良かったし、行ったことのない場所だったから、採用!採用したところでプレゼントはないんだけどね(笑)
まずは通りがてら、クレルモンフェラン周辺。クレルモンフェランは行ったことはある。というのも、2004年のダカールラリーのスタート地点であり、オレの記念すべき初4輪ダカールの始まりの場所でもあるからだ。
といってもダカールラリーで来ると、街は何にも見てない。ホテルも郊外だったしね。というわけで、超観光気分で、まずはボルビックのパッケージでも有名なPuy de Dôme。でも季節が悪いので、あまりきれいに見えないのが残念。ここから山頂に向かう電車があるのだけれど、時間が合わずに乗れなかった。残念!
そしてそのままクレルモンフェランに向かう。と見せかけて、街を見下ろしながら別の場所に行く
細い山道を延々走っていった先にあるのは・・・・
ボルビックの源泉!
ここからあのボトルの水が汲まれているのかぁ。といっても、結構殺風景な場所だった。となりに源泉の水が飲めたので口にしてみたが、微妙。温かったんだ。でも話によると、この水で生産している訳ではないらしい。そうなんだぁ。
そして目指すはフォアグラ三昧のBrive-la-Gaillarde ブリーヴ・ラ・ガイヤード! 言えねー! とても小さな街で、わくわくしていったんだけれど、完全にリサーチ不足。観光地なもので、どこのレストランが当たりなのかさっぱり分からない。ホテルで聞くと、
「うちのレストランがうまいに決まってるさぁ!」
というのだけれど、なんか微妙だったのでキャンセルし、街を探索。したはいいけれど、よくわからない。そこで、フォアグラのメニューが多いところに飛び込んでみた。まぁうまかった。当たりじゃないけど外れても居ない。これ大事! まあ許しチャル。というわけで、前菜もメインもフォアグラ絡みを注文して、満腹になったのでした。
翌日は再び北上する。しかし高速は使わない。下道でのんびり走るのだ。
途中に見つけた湖。Lac de Vauvelx? モルド川 ガンヌ川?よくわからない!
完全に観光気分です
おなかが空いたので、途中で見つけたレストランに飛び込むも、満席で断られた! このたたずまいと客の多さから、きっとうまいに違いない。いや、絶対うまい。悔しい! しかし、そのあとで見つけた街道沿いのレストランもなかなかいけた! しかもフォアグラに何のキノコか分からないけど、クリームソースのかかったキノコと牛肉のどちらもうまかった! 昨晩の晩飯よりも最高! やー挽回したね!
そしてこの日の夜はシャルトルという世界遺産の街。ホテルの窓から見えるノートルダム大聖堂が見事。明日はいよいよオフロードコースでのシェイクダウンだ。
美味しい地域に行きましたね。羨ましい。
ペリグー近辺は、フォアグラ、鴨、そして砂肝が絶品です。
も少し南下すればカスレー、バスク地方も日本人には合っている料理が多いと思います。
自分は南仏に住んでいますので、次回はこちらまでいかがでしょうか。
地元の宣伝ですみません。
昨日、シェイクダウン壮行会にて三橋さん運転のファラオラリー車のナビ席に同乗
させて頂きました。
「ちょっと乾燥してきたから滑るよ〜!」のコメントから発進。
車体をドリフトさせながらも、壁のようなダートにタイヤを当て、そのサス反力で
トラクションをかけている感じがしっかり体感できました。
ジャンプも迫力ありましたが、まるでカントのきついバンクを走るような爽快感、
とても貴重な体験をさせていただき、ありがとございました。
パリダカ本番でのご活躍を遠く日本の地より期待しております。