先週末行われたTGRF2012でのデモ走行のムービーです。
これに約40名の方が乗車されました。
次に乗るのは君だ!
月別アーカイブ: 2012-11
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TGRF2012
TGRFと書いて、TOYOTA GAZOO RACING FESTIVALと読む。トヨタの年末を締めくくるモータースポーツの祭典。というかファン感謝祭に近いかな? に、2年連続でデモ走行を行うことになった。場所は4回目となる富士スピードウェイだ。
初めて開催したのは去年の夏の、フォーミュラーNIPPONでのサテライトイベントでだ。サーキットイベントなので、場所はもちろんアスファルトの上。ラリーマシンをアスファルトの上で走らせるという話をもらったときには正直驚いた。だってラリーマシンはオフロード、というかラリーマシンは砂漠とか土漠を走らせるクルマ。日本のオフロードコースを走らせたって違和感があるのに、それをアスファルトの上! その発想は驚いたし、どうするよそれ、って思った。実のところね。
チームもこういうイベントなんてやったことがない。オレもやったことない(笑)。けれども、前々から日本でラリーカーを、一般の人の前で走らせたいと思っていたから、アスファルトの上でも、まぁいいか!って思ったよ。だって、チームはチームの所属するトヨタ車体の社員向け、もしくはスポンサーおよびメディア向けの同乗試乗会しかしなかった。だから、これはチャンスだと思ったわけ。
そこで、前注文として、とにかくジャンプ台を用意してくれとお願いした。ラリーカーは時速100km/h以上でダートを走るために作られている。そのシチュエーションを日本では望むことは出来ない。ましてアスファルトの上ではなおさらだ。
WRCの乗用車ベースのラリーカーなら、アスファルトの上でもリヤを滑らせてドリフトしたり、その場でグルグル回るマッスルターンで観客を楽しませることが出来るけれども、ランクルのラリーカーは性能的にそういう走りが出来ない。
だったら、ジャンプ台を使って飛べばいいじゃないか。
そういうわけで、とにかくジャンプ台を置いてくれとお願いした。
ラリーの醍醐味と言えばジャンプ! 実際ラリーで何度も何度も飛んでるからね。
車高が高いランクルならではの走りと言えば、やっぱりジャンプなんだ。
ところが、会場に行って用意されていたのは、木で組んだ台(汗)
しかも、会場は15m×15mという、激狭エリア!!!!!!
さらに追い打ちをかけるように、アスファルトにはあまりタイヤ痕を残すなという
ここでオレに何をしろっていううううんじゃあああああーーーー!
その場でぶち切れて帰ろうかと思った。マジで。
でも投げ出さずに何かいい方法はないか? 考えたけど、でもあんまり浮かばなった。浮かばなかったけど、でもこのスペースで自分のベストな走りをするしかないと開き直った。そこでもし、もっと大人しく走ってくれとか言われたら、その時は本当に帰ろう。帰ってやる! そう思いながら当日を走った。
出来ることなんかたかが知れてる。ちょっとサイドブレーキターンしたり、木で組んだ台を壊しながら乗り越えてた多少クルマを浮かした走りをしたり、柵ぎりぎりでコーナリングしてみたり。そんな程度だ。
でもお客さんは予想以上に喜んでくれた。結構人も集まって見てくれるようになった。オレから言わせたらこんな走り、なんだけど、でもサーキットを見に来るお客さんからすれば、初めて見る光景だから、新鮮だったんだろうね。特に呼び込みをしなくても人が集まってくれて、喜んでくれた。
それを見たサーキットの担当者も、タイヤ痕をつけながら走っている姿を見ても、何も言わずに居てくれた。だからオレが帰らずに最後まで走ることが出来た(笑)
それをきっかけに、今度は2011TGRFで走らせることになった。それもだいぶバージョンアップして、だ。というもの、富士スピードウェイ側が用意した、鉄製のモーグルを使えることになったらだ。
これは本来、市販車の4WDの悪路走行を体感してもらう人工のモーグルなんだが、これをオレはジャンプ台に使わせてくれと頼んだ。前回の富士では粉々に壊れた木の台よりも、だいぶ進化したジャンプ台が用意された。
その結果、6〜9mものジャンプでお客さんに喜んでもらえた。なにせフロントから地面に叩き付けられるように着地するから、その姿も人気だったみたい。あまりこんな姿勢になるクルマを見たことないよね、普通(笑) そしてエリアも前回よりも拡大されたので(といっても20×20m)、ギヤが2速に入るようになった(笑)
そのあと、東京お台場にあるメガウェブでも走ることになった。
実は数年前に、このメガウェブでデモ走行の話があった。ここにはある程度スピードの出るコースがあるが、やはりアスファルト。しかもコース幅は狭い。その時はチームが却下したし、その話を聞いたオレも、走る必要はないなって思った。その時はそう思ったんだ。でもそのメガウェブで走らせることになった。
この時は、TGRFト同じモーグルをジャンプ台にして、結構飛んだね! さらに、メガウェブは狭いとはいえスピードが100km/hくらいになる。だからアスファルトとはいえそこからブレーキングドリフトぐらいは出来るようになった。これも、普通のクルマでは当たり前のテクなんだけど、あのでかいランクルがやると、それだけで迫力らしく、これも大いに受けた。だって転がりそうだもんね(笑)
ところが、次に来た話が東京の代々木公園でのイベント。ここは辛かった! というのも、エリアは最も狭く、しかも、絶対にタイヤ痕を残すな! という。とはいえ、サイドブレーキターンも出来ないから、Uターンすら出来ない。ハンドルフルロックでは曲がりきれないのだ。そのぐらい狭い!
でも今まではアスファルトとはいえ、クルマ好きが集まる場所だった。でもこの代々木公園は本当に普通の人が居る場所。だから、とにかくクルマをジャンプさせる事だけに専念して、Uターンは切り返しながら、MCのトークで場をつなぎながら行った。ブレーキングで柵ぎりぎりに止まったりね。でもクルマが浮くところをものすごい数の方々が、本当にびっくりしてみてくれた。
このイベントを終えて、オレはアスファルトでのイベントにある程度の自信がついた。
確かにラリーとはほど遠い場所だけど、でもこの代々木公園の厳しい制約の中で走らせられたのは、このラリーカーならではだと思う。だって、他のカテゴリーのクルマでは、エンジンかけて走らせても、本当に何も出来ないからね。でもラリーカーならデモランが出来る! それはとても誇らしく思えたよ。
その後はさらに夏に3度目の富士スピードウェイ。さらに広くなって、今度は一瞬3速に入るまでになった!
そして10月には新しいジャンプ台が用意されたメガウェブ! ここでは3速でジャンプ! 12~15mものジャンプを見せる事が出来た!
この飛距離! ここまで来ると、実際のラリーでもなかなか出来ないジャンプだよ!
で、ようやく今回のTGRFだ。
今回はジムカーナコースという広大なエリアを用意してもらった。さらに新型のジャンプ台もある。もうね、今まで狭いところでやっていたから、広すぎてどうしていいか分からないの(笑)
でも、それはとっても贅沢な悩みだよね。
そうして完成したデモコースは、最長17mを超えるロングジャンプ!
結構な距離だったと思うよ。何しろ3速で結構踏んで入っているからね! 時速も100km/hでのジャンプだから、同乗された方もちょっとびっくりしたんじゃないかな?
スピードが出てるし広いから、ドリフトもソコソコ様になったんじゃないかと思うんだよね。
場所がジムカーナコースだったから、かなりメイン会場か遠かったけど、多くの人々が見に来てくれて本当にうれしかった。!
そして、何の催促もしてないのに、自然に拍手が沸き起こっていたのもうれしかったね!
アスファルトでのイベントをこうして7回やったけれども、回を重ねるごとにパワーアップ!
でも、これ、最初の富士のイベントで怒って帰ってたら、決して出来なかった事だよね。だから、最初の富士で、黙認してくれた担当者の方には、本当に感謝してます。あそこで止められていたら、今回のTGRFは絶対になかった。
そして、その最初の富士の、どうしようもない走りでありながら、とても喜んでくれたお客さんのおかげでもある。あそこでツマラナイって言われたら、やっぱり次もなかったからね。
今でも、果たしてラリーカーでこういう走りをしていいのだろうか? って思う事がある。でも、お客さんが喜んでくれることをやっていきたい。まずはそこありきだね。その思いで今後もこういったイベントが出来るように、各方面の方々のご協力をあおぎたいと思います! そして、今回もチーム、TGRFスタッフ、富士スピードウェイのみなさまにも感謝です!
そして、オフロードでのイベントも、ぜひ出来るといいなと、密かにもくろんでます!
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ShakeDown in off-road course
1000kmもの慣し運転を終えて、ようやくオフロードコースでの初乗りの日がやってきた。
天候は時折日が射すものの、前日までの雨で路面はツルツル。見た目以上に滑る厄介なコンディションだ。それでも年に1度しか走らないこのオフロードコースに来ると、いよいよダカールラリーが始まるんだなぁと実感する。
ピカピカの新車。いよいよこいつの力を試す日がやってきた
なんだか自然と顔がほころんでしまう。
どんな路面でも、走らせるとなったら、楽しいんだよ!
それにしても、泥だらけ。
滑りまくり!
ツルツルですぐにでもコースアウトしそうな状態。
ラリーカーなので、こういった路面でのグリップはほとんどないんだ。
細かい問題点はいくつかあるけれど、おおむね順調な仕上がり。
こいつで次回のダカールラリーを戦うんだ。
南米までの船積みまでもう間がないけれど、
改善点をしっかりクリアすれば、あとは走るだけ。
そして勝つだけだね!
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TGRFで同乗体験走行開催
富士スピードウェイで行われるTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2012 (TGRF2012)に、TLCの参加が正式にアナウンスされ、JUNのドライビングも披露されることとなった。
今年はジムカーナコースに会場を移したことで、広いスペースでのドライビングが可能に。そのため、ジャンプ台での飛距離はもちろん、よりアクロバティックな動きとなるはず!
同乗体験は回数、人数など、まだ変更される場合があるものの、おおむね30~40人の乗車が見込まれている。日本ではあまり見ることの出来ない、JUNならではのランクルドライブをぜひ見に来てください!
イベント名称TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2012 (TGRF2012)
「トヨタ ガズーレーシング フェスティバル 2012」
開催日2012年11月25日(日)
開催時間7:00~16:30(予定)
開催場所富士スピードウェイ
〒410-1307 静岡県駿東郡小山町中日向694
Tel : 0550-78-1234(代)
ダカールラリーコーナー詳細(変更される場合あり)
実施時間
1回目 08:00~08:30
2回目 08:45~09:15
3回目 09:30~10:00
4回目 11:30~12:00
5回目 13:00~13:30
6回目 13:45~14:15
実施内容 ジムカーナコースに障害物を設置した特設コースを設定。
パリダカ仕様の車両の助手席に同乗し、コースに設置された障害物を乗り越えたり、スライドしたりなど、パリダカ車ならではの走行を体験。
参加資格 身長が140cm以上の方
※シートベルト安全に着用できる身長
※18歳未満の場合は保護者の同意が必要
参加費 1,000円
受付場所 オーナーズクラブエリア内、体験プログラム受付テント
受付時間 ※当日先着順
06:00~
各回30分前に締切
募集人数 36名(6名×6回)
チケット料金当日券 ¥2,500 中学生以下無料(保護者同伴の場合)
前売入場券 ¥2,000
場内四輪駐車券 ¥1,500
場内二輪駐車券 ¥750
指定駐車券(P12、P13、第1コーナー) ¥3,000
※駐車券に関しては前売にて完売しなかった場合は、
当日会場でも販売いたします。
【お得なチケットプラン】
ワイワイプラン
前売入場券4枚+場内四輪駐車券1枚 ¥8,000(通常価格¥9,500)
※「チケットぴあ」では取り扱っておりません
チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、
コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、
サークルKサンクス)、TGRFオンラインチケットサイトにて前売券販売中
※Pコード:822-202 Lコード:37695
お問い合わせ先トヨタ ガズーレーシング フェスティバル(TGRF) 運営事務局九段事務所
〒102-0074 東京都千代田区九段南2-3-18 トヨタ九段ビル7F
Tel : 03-3261-7117 Fax : 03-3261-7119
E-mail : info2012@tgrf.jp
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フランス旅行
ラリーカーが走れるようになったので、早速慣し運転。新品のエンジンやギヤは、まだ当たりが出ていないので、ゆっくり走ってなじませてあげる必要がある。
本来ならレースカーというのは安全な場所で、しかもオイルを何度も交換しながら慣し走行をするものだけれど、このチームはなぜか1000kmイッキ走りと決めている。理由は知らない。
どうせ走るならと、ここ最近勝手にフランス旅行と決め込んでいて、2年前はアルザス地方、去年はブルターニュに足を運んだ。今年はどうしようかなぁと思い、facebookでオススメを募ったところ、興味深いプランが出てきたので、それに乗っかることにした。
題して、フォアグラ三昧ドライブ紀行!in ミディピレネー!
フォアグラの季節にはちと早いが、距離的にちょうど良かったし、行ったことのない場所だったから、採用!採用したところでプレゼントはないんだけどね(笑)
まずは通りがてら、クレルモンフェラン周辺。クレルモンフェランは行ったことはある。というのも、2004年のダカールラリーのスタート地点であり、オレの記念すべき初4輪ダカールの始まりの場所でもあるからだ。
といってもダカールラリーで来ると、街は何にも見てない。ホテルも郊外だったしね。というわけで、超観光気分で、まずはボルビックのパッケージでも有名なPuy de Dôme。でも季節が悪いので、あまりきれいに見えないのが残念。ここから山頂に向かう電車があるのだけれど、時間が合わずに乗れなかった。残念!
そしてそのままクレルモンフェランに向かう。と見せかけて、街を見下ろしながら別の場所に行く
細い山道を延々走っていった先にあるのは・・・・
ボルビックの源泉!
ここからあのボトルの水が汲まれているのかぁ。といっても、結構殺風景な場所だった。となりに源泉の水が飲めたので口にしてみたが、微妙。温かったんだ。でも話によると、この水で生産している訳ではないらしい。そうなんだぁ。
そして目指すはフォアグラ三昧のBrive-la-Gaillarde ブリーヴ・ラ・ガイヤード! 言えねー! とても小さな街で、わくわくしていったんだけれど、完全にリサーチ不足。観光地なもので、どこのレストランが当たりなのかさっぱり分からない。ホテルで聞くと、
「うちのレストランがうまいに決まってるさぁ!」
というのだけれど、なんか微妙だったのでキャンセルし、街を探索。したはいいけれど、よくわからない。そこで、フォアグラのメニューが多いところに飛び込んでみた。まぁうまかった。当たりじゃないけど外れても居ない。これ大事! まあ許しチャル。というわけで、前菜もメインもフォアグラ絡みを注文して、満腹になったのでした。
翌日は再び北上する。しかし高速は使わない。下道でのんびり走るのだ。
途中に見つけた湖。Lac de Vauvelx? モルド川 ガンヌ川?よくわからない!
完全に観光気分です
おなかが空いたので、途中で見つけたレストランに飛び込むも、満席で断られた! このたたずまいと客の多さから、きっとうまいに違いない。いや、絶対うまい。悔しい! しかし、そのあとで見つけた街道沿いのレストランもなかなかいけた! しかもフォアグラに何のキノコか分からないけど、クリームソースのかかったキノコと牛肉のどちらもうまかった! 昨晩の晩飯よりも最高! やー挽回したね!
そしてこの日の夜はシャルトルという世界遺産の街。ホテルの窓から見えるノートルダム大聖堂が見事。明日はいよいよオフロードコースでのシェイクダウンだ。
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美味しい地域に行きましたね。羨ましい。
ペリグー近辺は、フォアグラ、鴨、そして砂肝が絶品です。
も少し南下すればカスレー、バスク地方も日本人には合っている料理が多いと思います。
自分は南仏に住んでいますので、次回はこちらまでいかがでしょうか。
地元の宣伝ですみません。 -
昨日、シェイクダウン壮行会にて三橋さん運転のファラオラリー車のナビ席に同乗
させて頂きました。「ちょっと乾燥してきたから滑るよ〜!」のコメントから発進。
車体をドリフトさせながらも、壁のようなダートにタイヤを当て、そのサス反力で
トラクションをかけている感じがしっかり体感できました。ジャンプも迫力ありましたが、まるでカントのきついバンクを走るような爽快感、
とても貴重な体験をさせていただき、ありがとございました。パリダカ本番でのご活躍を遠く日本の地より期待しております。
同乗してみたいですねぇ(^_^;)
ぜひ「美山町」でも飛んで欲しいなぁ
諦めずに待ってるからね〜(^O^)/
ジャンプはもっと色々な場所でやって欲しいです。
「車が空を飛ぶ」のを生で見るのはなかなか無いですから。
本当はフェシフェシを走破するのを生観戦したいですが!(笑)
TGRFでの同乗走行に参加させていただきました。
三橋さんのテクニックの凄さとランクルの性能の凄さを間近で感じられた事とただただ単純に楽しめました。
特に大ジャンプは一番楽しめました。
妹も同乗させていただいきとても楽しかったと言っていました。
僕自身は普段はサーキッ走行が多くあり、ラリーは見る程度でしたがラリー競技にも参加してみようと思えるようになりました。
ありがとうございました。
来年のTGRFでもイベントを開催していただけるならぜひ参加したいと思います。
次はグラベルを体験してみたいです。