このところ雪山に通ってます。
スノーボードかついてパウダースノーを楽しむ、いわゆるバックカントリーというやつ。
道具を一通り揃えているのでいっちょまえに見えるが、
実は本格的に始めたのは3年前。
それまでは、ゲレンデの脇のパウダーを食らう、お手軽”サイドカントリー”派だった。
雪山は怖い。
一歩間違えばいつでも死ねる場所だから、
知識がないので近づかなかったけれども、
今では経験豊富な仲間がいるので、彼らについていってる。
だから、偉そうなこと言えない、なんちゃってバックカントリーボーダーだ。
だいたい1時間ほどスノーシューを履いて、えっちらおっちら登って、
そこから一面真っ白、汚れのない、スベスベのパウダーを滑るときの喜びは、
もう、ね、ターンの度に奇声を発してしまうほど(笑)
気持ちいいったらないんだな、これが!
前が見えなくなるほど巻き上がる、パウダースノーに、もうウホウホ!
この感覚、やめられません!
そう考えてみると、オレの原点って山遊びにあるんだなぁ。
はじめはMTBでの遊びから始まった。
近場の山を色々MTBで走り回ったっけ。
それが今度はバイクになった。
これらの遊びは今でもやるけれど、本当に気持ちがいい。
地球で遊ばせてもらってる感じ。
けれど、MTBも、スノーボードも、競技に出ようなんていっさい思わない。
自由勝手に遊び回る感覚は、競技以上の楽しさがあるんだよ。
人と比べてどうすんだってね。
でも、どうして、バイクやクルマでは、競技する気になったんだろう?
これは自分でも不思議でならないんだよな。
昔はコンペ大嫌い人間だったから。
ライセンスを取るってだけで、毛嫌いしてたくらいだから。
それが今や国際ライセンスまで取って、
しかも2週間も続く競技をやってるんだから。
理由なんてどうでもいいんだよね。
多分、どっかで楽しそうだって思ったから、始めたんだよ。
楽しさに理由なんていらないんだから。
そう考えると、今回のダカールラリーは、楽しかったぁって思える瞬間がなかったなぁ。
ずーっと我慢してた気がする。
我慢しすぎたんじゃねーかな?
ま、過ぎ去ったことだから、
今更ぶり返しても仕方ないけれど、
でも、今、この雪山で感じてる感覚を、
ラリー中も感じるはずだったんだよね。
去年もそう言うのはあったし、毎年あった。
でも、クルマではなかなかそう言う感覚になるのは少ないなぁ。
今乗ってるクルマが市販車部門だから、無理できないからかな。
調子に乗るとすぐ壊れちゃうしね。
それでも、モロッコテストに行ったときに、
砂丘を自由に走る時間があったら、まさにスノーボードと同じ感覚!
それを競技中にも感じる瞬間があるはずなんだよね。
オレのセンサーが鈍ってたな
そうだよ。オレにはファンが足りなかったんだな。
もっと楽しまなきゃ!
ラリーも遊びも人生も!
悪のりムービーです(笑)
おぉ~すげぇ~映像!!
最後の最後、目の前に落ちてくるあの車
よくできた、CGですねぇ~
悪のりの意味が・・最後でわかった!!Goodです。
うひょ~うひょ~、と来て最後!!!の映像ですね。楽しいです。
楽しめなかったというのは残念です。周りの期待が重くなりすぎたのでしょうか。
Fanなら一杯居るのになー。我々は見守るしかないのかなあ