30日の昼過ぎにはWeb管理人の三上さんが、そして夜9時にはチームメンバー全員がホテルに集結た。フランス人メンバーとはダカール以来の再開だ。
今回もナビゲーターは、アラン・ゲネック。ダカールラリーの時と同じ。彼とは去年のファラオラリー、そしてダカールラリーとコンビを組んだが、とても素晴らしい!
ナビゲーションの正確さはもちろん、オレが走りやすい状況をうまく作り出してくれる。横にナビが乗っていてもストレスを感じないというは、彼が初めてだし、ストレスがないと走りにこれほどまで集中出来るのか、と自分でも驚くくらいだ。
彼は前回のダカールラリー総合優勝者の、ナッサー・アルアティア(フォルクスワーゲン)とコンビを組んでいたほどの実力者。大ベテランだ。
その彼とも口を聞くのはダカールラリー以来だが、なんだかとてもリラックスしている。
オレもそうだが、ダカールラリーとはテンションが違う。
別にファラオラリーを舐めているわけじゃないけれど、大会規模、ライバルの顔ぶれ、ダカールラリーよりもコンパクトにまとまっている。
そしてチームもテスト参戦の意味合いが強いので、ダカールラリーの様な緊張感と神経質さがない。ピリピリしてないんだね。
だからこそ、結構重要な意味合いがあるんだ。緊張感がないのだから、よりノビノビと、自分本来の走りが出来るはず。出来なきゃおかしい。
それに砂漠を走るのも1年ぶりだからね。
まずは自分本来の走りを取り戻す事!
そして次につながる走りを見つけること!
ダカールラリーに向けて重要な意味合いのあるラリーってことだ。
オレもアランも、緊張感こそないけど、臨戦体制だ。まずは明日の車検を無事に終えて、あさってからのスタートを今から楽しみにしている!
臨場感はバッチリでしたね~車検の様子が見られるなんて幸運なことで…^^