2011.10.31

敵も調子良さそうだ

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この週末もモータースポーツイベントが盛りだくさんだったようで、
東京お台場で行われた「モータースポーツジャパン」には、ミツハシバージョンの2011ダカールマシンも展示された。
オレは行かなかったけれども、楽しんでくれた人がいたなら、嬉しいね。

ところで、ダカールラリーも気がつけば後2ヶ月後。
もうあっという間だ。
オレ自身も年末までなんだか騒がしくなって来て、慌ただしい毎日を送ってます。

なにげに、ライバルチームの動向もチェックしているのだが、
2012年ダカールラリーの最大のライバルでなるであろう、スペインのチームは、
メディア向けの発表会をやったようだ。

その写真がそれ

結構飛んでるぞ!
スペインのチームだけに走るところには困らないんだろうなぁ。
こうやってプロモーション出来るのが、ちょっとうらやましい。

このチーム、去年はホモロゲーションが取れずに市販車部門にエントリーできなかったけれど、
今年は満を持しての市販車部門での参戦だ。
向こうもかなり力が入っているのが、この写真からも見て取れる。

市販車部門って、ラリー中の写真や映像が地味なこともあって、よくツーリングしてる、なんて言われることがある。
確かに壊れないように慎重に走っているけどね。

でも、この写真からも分かるように、ポテンシャルはあるんだ。
ただ、市販車にはラリー中に交換してはいけない部品があるので、それを守らなければ行けないんだ。
それが壊れたら、もう市販車部門じゃなくなってしまう。
だから、約1万キロのラリーでは、丁寧に走らざるを得ないというわけ。

でも、それではダカールラリーを走りきった意味が、地味な走りの前にかすんでしまうので、
こうしてプレス向けに派手は走りを披露してる。
本当はこんな風に走ることができるんだぞってね。

オレだって負けるわけにはいかない。
日本でだって、去年、一昨年と、千葉の木更津でメディア向けの試乗会を、
オレがチームにお願いして、了承してもらって行うことができた。

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路面はドロドロだったし
3速にすら入らないコースだったけれど
十分迫力を出せたと思ってる。

やっぱりね、見てすごい、って思ってもらえなければ、スゴくないんだよ、って思う。

特に日本の場合は、広大なオフロードコースがないので、ダカールマシンの性能を見せられる場所が無い。
本当は3、4速以上でスピード出して走るマシンなのに、
日本だと1〜2速….。

でもやっぱり実際に見てもらえば、車の性能は理解してもらえると思うんだ。

だって、4駆っていうと、岩とか登っていくヤツって思ってる人もいるだろうしね。
ジープとかジムニーとかのような、登坂力を競う車じゃないんだよね。
あくまでもスピードを競うマシンだから。

ところが、今年は関東圏でのプレス向けのイベントが無くなってしまった。
名古屋地区では行われるのだけれど、関東圏ではなし。
それも走行エリアがかなり小さくなったので、迫力ある走りが出来るかと言われると….。
そしてメディアが東京に集中している事を考えると、どうだろうか。
来てくれるのだろうか。

チームの事情もあるので何とも言えない話だけれど、
すごく残念だ。

それでも、今年になってチーム側がいろんなイベントに出かけていっているので、
目につく機会は増えるかも知れない。
フォーミュラーニッポンやモータースポーツジャパンのように。

みんな頑張ってます。


カテゴリー: Diary
  1. ViveLaBibendum のコメント

    三橋淳さま
    滑るように走ってらっしゃるのが凄いと思いますけどね小生は…派手なアクション無いと満足出来ないモータースポーツファンが多いとは思いますけどダートを舐めるように走るのはホンと凄いテクニックだと思います^^

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