2011.10.04

トラブル頻発するもクラストップ獲得


パンク2回、ミスコース……初日からハードなファラオラリー2011

2011年10月3日 ステージ1 カイロ〜ティブニヤ
Rally des Pharaons 2011 STAGE1 Cairo~Tibniya
リエゾン:89.96km/スペシャルステージ:356.01km/総走行距離:470.35km

 ファラオラリー初日は、年によって「ウエルカムステージ」と呼ばれるほど優しく眺望に優れるルートとなることが多いのだが今回はちょっと違ったようだ。
 前日のブリーフィングで、砂丘とサンド路面の多いコースと予想していた三橋は、かなり低めにタイヤの空気圧を設定。石や岩の多いコースではパンクを避けて慎重に走り、サンド路面でのアドバンテージを稼ごうとした。しかし実際には、岩や石の多いコースがほとんどだった。
 「タイヤの空気圧を低めにしていってしまったので、石や岩の多い場所でかなり厳しい走りになってしまった。結果パンクも2回してしまってタイムロス。さらにギャップばかりの場所も多く、サンドの多いコースという予想は完全に外れてしまってがっかり。また、ナビゲーターのアランもミスコースを何回かしてしまったので、正直内容としてはあまりよくなかった。だけど、アランはミスコースの後も素早くg復帰してくれるのがいいところ。おかげで大きなダメージがなくてすんだ」
 しかし、それだけ悪い内容でも当然のごとくクラス、グループともにトップで戻ってくるあたりはディフェンディングチャンピオンならではの余裕か。
 初日としてはかなりハードな内容となったファラオラリーのSTAGE1。多くの選手が、夜になってからの帰着となっている。明日はビバーク地であるティブニヤからスタートし、また同じ場所に戻る周回のルート。ビバーク地でのウワサでは、今日以上にハードなルートとなる予定だ。

10月3日 ファラオラリー2011 ステージ1結果
総合順位 グループ順位 グループ順位 クラス順位 ゼッケン 選手 チーム 車両 タイム 総合タイム
1位 1位 1位 321 ウラジミール・ワシリエフ組 G-FORCE PROTO 4:15:52 4:15:52
2位 2位 1位 301 ジャンルイ・シュレッサー シュレッサーオリジナル 4:16:22 4:16:22
3位 3位 1位 303 ミルスラブ・ザプレタル組 BMW X-3 4:26:41 4:26:41
4位 1位 1位 304 三橋/ゲネック組 トヨタ・ランドクルーザー 4:34:19 4:34:19
5位 4位 2位 302 ボリス・ガダシン組 G-FORCE PROTO 4:43:00 4:43:00


テレビ局の取材に記念写真とスタート前は大忙しだった


スタート前の三橋


SSスタート直前、レーシングシューズの確認をする三橋


カテゴリー: 2011 PHARAONS
  1. ガッツ斉藤 のコメント

    初日からハードだったようで
    そして、走りは納得行かないと言いつつも
    順位はイイ感じだと素人目には見えます。
    しかし、このBlogでのレポートみているとなぜかこっちまで鼓動が激しくなり、
    呼吸が苦しくなります。
    2日目は長丁場・・トラブル無くベストな走りで、いっちゃってください。

  2. ViveLaBibendum のコメント

    三橋淳さま
    なんだか凄いことになってますが~2日目もご無事で…順位は心配してません^^

  3. 藤田 清 のコメント

    まだ勝ちに行かなくていいですよ。
    あと少し慎重に行っときましょう。

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