そうだ、来年のダカールラリーは2012年大会になるのか!
2012年と言えば、世界崩壊の年じゃなかったっけ? そんな映画のタイトルを思い出した。
日本人としては2011年も十分に崩壊しているのだけれど、世界に目を移してみると、世の中はしっかり回っている。
来年のダカールラリーのコースが発表になった。
大方の予想通り。アルゼンチンーチリーペルーの3ヵ国を通過する。
現在のダカールラリー、通称パリダカは、パリもダカールも、アフリカも通らない。どこでやっているかと言うと、今では南米大陸で行われている。なぜ南米なのに?ダカールラリーって言うのかって? それは新潟・苗場スキー場でやっている「富士ロックフェスティバル」と同じ。ダカールラリーと言う名前だけが残っているのだ。
その2012年ダカールラリーは、新たにペルーを加え、
1月1日から15日まで。つまり約2週間かけて9000km走るという内容だ。
約9000kmと規模はここ例年通りだけれど、去年まではブエノスアイレスをスタートして、再びブエノスアイレスに戻ってくるループコース。
ところが来年はアルゼンチンの Mar Del Plata(マルデルプラタ)から、ペルーのRima(リマ)まで一直線。これは結構大変だ。
なぜかと言うと、アルゼンチンに戻ってくるなら、スタート前とスタート後に泊まるホテルを同じにしておけば、ホテルに荷物を預けることができる。だから、普段着るような服や、ラリー中に使わない物は、置いて行ける。
けれども来年は、スタート地点には戻ってこないので、ラリーに使わない物は一切持っていけない。持って行ったらすべてを運ばなければいけないので、ラリー中に邪魔になるからだ。ということは、成田空港にチームウエアを着て行くことになるんだな。
荷物を相当整理しないといけないな。
それにしても、ペルーはどんな国なんだろう? 初めて行く国だけに、期待が膨らむ。ちょっと来年に思いを馳せてみた。
といっても、今現在、来年の体制は一切決まっていない。
決まっていないと言う事は、来年出られるかどうか分からないと言う事。
rally関係は実は今がシーズンオフで、この間に来年の話を決めるのだけれども、そういう状態では無くなった。
とはいえ、そんな弱気な事は言っていられないので、とにかく前を進んで行こうと思う。
どうやって?
それはこれから考えるさ!
この映像は、先日パリで行われた発表会で上映されたもの。
今年は日本での発表会が無くなった!
災害の影響なのか? もとから予定されていなかったのかは分からないけれど…..。