年別アーカイブ: 2010

2010.11.21

テストドライブ

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雨ばかりだったパリが、この日は奇跡的に朝からいい天気だった。
パリ郊外にあるオフロードコースは、毎年チームがシェイクダウンで利用する場所だ。
そして、このコースのオーナーである、フィリップ・バンベルグは、このランクル200ラリーマシンの開発ドライバーでもある。当然このコースのでも開発で走らせており、言わばこのマシンの生まれたば場所でもある。

ここでチームの写真やムービーの撮影などを行う。

本当ならばここから走行しているところをUstreamでlive配信する予定だったのだが、電波がかなり悪くてほとんど何も出来なかった…
申し訳ないです

一応ムービーは撮ったので後日アップしたいと思うが、正直難しいね…専属スタッフが居ないとやっぱり何も出来ないよ

ダカールラリーに向けて真剣に考えないといけない

さておき

テストドライブは順調すぎて怖いぐらいだ
路面は前日の雨のおかげでツルツルで、ペースはあげられないけれど、マシンの動きはすこぶる快調。完璧だ。

あとは本番を迎えるだけ

それにしても、路面がツルツルでも走らせたらやっぱり楽しい
テストだから40〜5kmの走行で終わりだけれど、楽しくて仕方がない!
本番では嫌というほど走ることになるんだけどね(笑)

モータースポーツ、ぜひみんなもトライして欲しいと思う
本当にそう思えたテストだった


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2010.11.19

フランスとドイツの国境の街

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ストラスブールに泊まった。
何故ここに来たのか? 理由ない。単純に西で天候が荒れてるというので、パリから東に向かっただけ。高速道路のA4をボーッと走ってたら、ここまで来てしまった。本当はパリに戻るはずだったのだが、気がつけば夜の7時。せっかくだからとホテルとってしまった。

iphoneはすごいね。
いや、iphoneでなくても出来るんだけど、ものの10分で宿探してしまった。
駅前の大きなホテル。すごく古いけど、きれいで近大的でオシャレな作り。
部屋も広いう。

さっそくホテルでレストランを紹介してもらい、向かったのが、l`ami Schutzというアルザス料理を出すお店。

いかにも観光客向けの匂いがプンプンするが、とにかく入ってみる。
やはり観光客が多いのか、おひとり様御来店にもまったく動じない(フランス人が1人でレストランに入るなんて早々ない)。

アルザス料理! っていっても、正直俺も詳しくない。
せいぜい知っているのは、豚肉&ソーセージ盛り合わせのシュークルートくらい。メニュー見てもさっぱりなので、ウエイトレスの、ふくよかなオネェサマにオススメをたのんでみた。

で出て来たのが、、、、

でかい、、、

豚肉の煮込み!

味は野性味あふれる感じ・・・

でもアルザスビールとパンがうまかった〜

あまり動いていないので、このでかい肉を食べきれなかったら、ふくよかなおねせさんに何で残すのさ! って言われたけれど、食べられないものは食べられない。
確かに残すのはもったいなけれど、、無理して食べて、俺自身が成人病になったら意味がないので、おいしかったけど、満腹で食べられないんだよ、だからデザートもいらない。ありがとう

そしたらまた食べにおいでって言われた。
また来たいねぇ。

1人で泊まるにはもったいないきれいなホテル。

まるで旅の観光紀みたいだけれど、ちゃんとマシンを馴らして、明日にはいよいよオフロードコースでのシェイクダウン。

このHPにあるjunーTVで、ライブ配信する予定。

時間は不確定だが、日本時間20日19時ぐらいからを予定してます。
ぜひ見てください


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2010.11.18

出発準備

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ダカールラリーに向けて車両の準備はほぼ終わって、同時に持って行く荷物も用意しなければいけない。
マシンと同時にトラックに荷物を積み込んで、来週にはアルゼンチンに向けて送り出されるからだ。

持って行くのはこの大きなバッグ2つ。
中には着替え、レーシングスーツ、キャンプ道具が入ってる。2週間分だ

きみどりいろの丸いのは、新型コールマンテント!!!

フレームをもうひとつ追加して、居住空間を広げた。
両サイドのウイング式エアダクトは、角度調整ができる様になった。

これで完璧!!!

基本ダカールラリーでは約半分近くがホテル泊なんだけど、これなら毎日テントでOK!!!

着々と準備が進んでます


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2010.11.16

長らくご無沙汰してました

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更新しなければと思いつつ、どうしてもする気になれなかった。
ゴメンなさい。
元々日記とかつけるの苦手なタイプなので、どうしても避けて通ってしまう。
それでも去年は半年間毎日更新したんだけどね。

blogでこの様なのだから、ツイッターなどさして知るべし…
そもそもツイッターとblogの使い分けがよくわからない…
しょうこたんこと中川翔子がツイッター撤退宣言したのもよく分かる

そんな話をこのHPの管理人である三上さんと話をしたら、

「そんなに考えなくてさらーっとかけばいいんだよ」

そう言われてもねぇ

「今日誰か夕飯一緒に食べない? ってつぶやくだけで相手見つかるし」

そんな使い方するのぉ‼
それって相手は誰でもいいってことだよね
俺には無理!

そういえば、前回のダカールから戻ってきたときに小さなパーティを開いてくれたけど、
その時もツイッターで呼びかけて人数集めたって言ってたっけ…

もはやメディアというよりもコミュニケーションツールだ
そうなるとツイッターしてないと誘ってももらえない時代なのか

確かに今や携帯電話を持ってないと連絡を取ろうと思わない時代になってきたし、
メールアドレスを持ってないと、連絡どころか、仕事の依頼さえもこない。
ドンドン連絡が容易に取れない相手には連絡する必要がないという風潮

さらにblogやツイッターになると、見てないやつはもう関係ないから‼
というぐらいバッサリ切り捨ててる感じさえする

それがいいとか悪いとかじゃなくて、そういう時代なんだと。

頑張ってblogもツイッターもやります

というわけでipadも買いました

何にも関係ないけど…今からパリに出発です

いよいよ次回ダカールラリーで使用するマシンとご対面です
楽しみだ


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2010.11.09

ラリーマシンの進化

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昨日トヨタのFJクルーザーに乗って、思った事だ。
この車、見た目は30年以上前のランクル40の様だが、中身は現代の車。
その走行性能の進化と言ったら、比べ物にならない。

ちなみにこれがランクル40

それはラリーシーンでも同じ。パリダカが始まって30年を過ぎたが、その進化ぶりを実際に見た人は少ないだろう。

そこでyoutubeからこんな映像を貼ってみた。

1986年のダカールラリーの映像だ。
登場するのはポルシェ959。元F1ドライバー、ルネ・メッジがドライブして総合優勝したマシンだ。

正直、この映像を見て思った事。

「遅い…」

この映像と見比べてもらえば分かると思うが、
1986年のダカールラリー総合優勝マシンよりも、明らかにTLCのランクルの方が早い。
市販車ベースのラリーマシンでも、当時のファクトリーマシンと同等の走りが出来ているのだ。

つまり、日本のほとんどの方は、当時人気だったパジェロのイメージが強いと思うが、
その時のマシン並みの性能を、現在の市販モデルは潜在能力として持っていると言うことになる。

それだけ現在のパリダカ、つまりダカールラリーは、ハスピードでハイレベルな競争になっていると言う事だ。

昔は未開の土地アフリカを、壊さず走り抜けることができれば、好成績を残せた。
現在はトラブル無く走るのは当たり前。そのなかでいかにペースをあげるか、というのが大事。
だから、現在壊す事はあって、壊れる事はそうそうない。
もちろんマシン管理や、新車投入など、未知な要素が含んでれば100%とは行かないが、
壊れないのが大前提だ。

ところが、以前は壊れるのが当たり前。市販モデルのマシンがジャンプなどしようものなら、フレームとボディがはがれてしまう、エンジンが落ちる、そんなトラブルが多発したというのだ。

市販車部門と言えども、このぐらいハイペースな戦いになっている。
映像で見ている分には、さほど早そうに見えないけれども、ペースは以前と比較すれば格段に早いのだ。

次回のダカールラリーでは、そういう事も頭に置いて、見ると、今のランクル200のすごさが、より伝わるんじゃないかな。


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