カテゴリー別アーカイブ: Diary

2010.12.26

Jun ブエノスアイレス入り

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成田を出てブエノスアイレスに到着したのは、家を出てから36時間後の事だ。飛行機はパリの大雪のために遅れたものの、それはラッキーだった事が後からわかった。その日のパリは大雪のために、飛行機が飛ばずに空港で夜を過ごした人がいたようだ。ブエノスアイレス行の飛行機の窓から外を見るとビュービュー風が吹いていて、飛ぶのかこれは? と不安になったのはあながち間違いな事ではなかったようだ。

しかし本当に良かった。間一髪だったね。

ブエノスアイレスの空港に着くと、そこかしこにダカールラリーの看板。そして到着ロビーにはフォルクスワーゲンのダカールラリーオフィシャルカーが鎮座している。ホテルにつけば、表には大きくダカールラリーのロゴ‼ さらにロビーには去年の出場マシンだろうか、バイクが展示してある。

ちょっと圧倒されつつレセプションに向かうと、こちらが声を発する前に、Mitsuhashiと書かれた予約表を向こうから出して来た。去年と同じホテルとはいえ、一年ぶりなのに良く覚えているもんだ! と、さらにビックリ。 ブエノスアイレスでは、オレらよりもとっくにダカールラリーモードに突入していたようだ。

こうして無事にブエノスアイレスに到着。この数日間で時差ボケをしっかり治さなくてはいけないのだが、こちらはそう簡単ではなさそうだ。何しろ時差12時間だからね。


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2010.12.22

食生活その2

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2年前の夏。今より体重が10kgもやせた。ベスト体重は80kgなのだが、そのときは73kgまで落とした。無駄な脂肪は何の役にも立たない、そう思ったからだ。

そのときの写真だけれど、見た目じゃ分からないかな?

でも会う人全員にやせたねーっていわれた。

一気にバイクに乗るのが遅くなったもの、この年だったなぁ。

とにかく体を細くしてみたのだ。

でもそのときのダカールラリーは、部門4位。全然成績に結びつかない。

それよりも、なんだかイライラする事が多かった気がする。

栄養不足ではないのだけれど、ストイックになりすぎて、ピリプリしたと言うか。

で、去年の今頃

だいぶふっくらしてるのが分かるかな?

結構太っていったんだよね。

結果は部門優勝。

太った方が成績がいいじゃないか!

と言う事ではないと思うが、体重はラリーにはあまり関係ないってことだよね。

結局はがんばるのはクルマであって、ドライバーはただ座っていればいいだけだからね。

でも言える事は、太る必要はないけれど、ストイックになりすぎずに、きちんと食べた方が、精神的にリラックスするってこと。

だから今年はかなり食べている。もうこれ以上にないくらい。

太り過ぎだロッテ思うほどだけれど、大丈夫。去年と同じサイズのレーシングスーツが切れているから(笑)

こうしてダカールの準備は着々と進んでいくのであった。


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  1. 匿名 のコメント

    淳先生、初めまして。バイク乗りです。
    荷重がかかって良かったんじゃないでしょうか?
    体重が重たい方が淳さんらしいと想います。
    淳先生、頑張ってくださいねぇ!!!

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2010.12.20

食生活

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よく聞かれる質問のひとつ
「ダカールラリーは、やっぱり痩せるんですよね?」
過酷と呼ばれるスポーツだから、よくこう言われる。きっと食べるのも寝るのも惜しんで、体力の限界に挑みながら走ってる…。そんなイメージからなのだろう。でもそんなみんなの期待を裏切る答えを、つい言ってしまう。

「全然痩せないですよ」

こう言うと、
「そうなんですか!」
と驚いてくれる人と
「そうなんだ」
とガッカリする人に別れる。

問題はガッカリする人で、そういう人はそのあと何だかつまらなそうにしてしまう。そうなると、はじめから「痩せますねぇ」と言っておいた方がいいのかと、つい思ってしまう。

確かにダカールラリーで痩せる人は多い。夜通し走って、疲れきってもどってくる選手は、疲れのあまり食欲も落ちてしまうからだ。

ひとつ言えることは食事が手に入らないからではない。今のダカールラリーでは夜通しレストランが開いているので、キャンプ地に戻ってくれさえすれば、食事にはありつける。問題は食べる事を重視するかどうかだ。

オレの場合、食事の時はとにかく食べるようにしている。お腹いっぱいになってから、さらにパンを一個放り込む。そんな具合に詰め込んでしまう。そして空いてる時間にはとにかくつまむ。さっき朝ごはん食べたばかりでも、スタート前にポテトチップスをつまむとか、そんな具合だ。
とにかくハンガーノック(体内のエネルギーが枯渇して身動き取れなくなる状態)にならないようにしているからだ。こうしておくと、例えゴールが遅くなって朝まで何も食べられない日があったとしても、十分耐えられる。実際何度かあったが、食べなくても平気だったし、何より興奮状態だからお腹が空いてる事も忘れてしまう。でもキャンプ地に戻って来た時には寝る時間を削ってでも食べる。必ず食べるのだ。

こういう食生活だから、ラリーで痩せた事はない。あ、一度だけあった。モンゴルのラリーに出た時だけは痩せた。何しろ食事が質素だったからあのラリー…。

というわけでラリーで痩せた事は無いのだが、では太っていたほうがいいのか? 実際トップドライバーで痩せてる人あまり見ない。あの最多優勝者のステファン・ペテランセルでさえ、バイクから4輪になった途端に太ったし。昨年優勝者のカルロス・サインツもお腹周りはたくましい(笑)

食べないと体がもたないし、何より脳が働かない。脳が働かなければ、集中力が続かない。だから食事はとても大事だと思っている。

ところが篠塚健次郎選手の場合は、逆だった。ラリー前から食べる量を制限して、少ないエネルギーでも体が文句を言わないようにならしているようだった。

どっちがいいのか?

軍隊式に、飲まず食わずでも彼らは走るし動く。動かないと殺されてしまうからなのだが、でも食べなくても強靭なエネルギーを発する事ができるのは確かだ。

というわけで、実は試した事があるのだ。

続く


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2010.12.18

日本も美しい

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週末に朝から伊豆方面へ。

圏央道のインターが出来ているのに気がつかず、海老名ICで間違っておりてしまい、危うく遅刻しそうになるところだったが、なんとか無事にオンタイムで到着。伊豆の修善寺にある「モビリティーパーク」が、その場所だ。

この日はCGWeb? GAZOO?のインターネットマガジンで、TOYOTA FJクルーザーの取材のだったのだが、問題は、ムービーでの撮影だと言う事。

つまりカメラに向かってしゃべって解説しなければならない!

当然台本なし!

ま、台本があってもうまくしゃべる事はできないんだけど…..。

とにかく、何をしゃべっていいのやら。

まったくうまくまとめられない。

基本的に滑舌が悪いし、さらに早口と来ているので、こういうしゃべりの仕事は不向きなのだが、それでもTVでのインタビューなど受けてきているので、なんとかこなせたと思う。多分….。

やっぱり、今時の人の戦場カメラマン、渡辺陽一さんみたいに、ゆっくりしゃべるクセを付けようか?

でもあのしゃべりでインタビュー受けたら、あまりに長くて全カットされてしまいそうだ。

帰りは伊豆スカイラインできれいに見えた富士山。

ここから望む富士山と駿河湾の景色は雄大だ。

寒かったこともあって、空気が澄んでいて遠くまで見渡せ、余計にきれいだった。

山から見下ろす景色は、本当に美しい。

そういえば朝方、伊豆スカイラインで氷が張っていたっけ。

オレにとって今シーズン初氷だ。


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2010.12.14

地球は美しい

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もともとなぜダカールラリーに出るようになったか、というより出たいと思ったのか?それはひとえに砂漠、というよりも砂丘だな。その景色を自分の目で見てみたい! そんな景色の中を疾走したい! というのが始まりだ。
ところがラリー中は、そんな景色に見とれている暇はなく、あまりラリー中に記憶に残る景色はない。
まったくなくはないが、1万キロも走る中での、ほんの一握りの景色だ。さらにラリー中と言うこともあって、すごい景色に出会っても、感動するほど見入ることができない。
だからあとから写真を見て、こんな景色の中を走っていたのか! と自分でも驚かされる。
そんなきれいな砂丘の写真をいくつか並べてみた。
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赤い砂丘もあれば
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グレーっぽいものや
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真っ白い砂丘もある。
砂の色は様々だ
夕焼けも美しい
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燃えるような空をキャンプ地が覆うこともあれば、
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美しく見入る夕日もある
ただし、砂丘の、ラリー中に出会う夕日は恐怖だ。
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日が落ちてしまうと、砂丘の中を走るのは相当難しくなってしまうからだ。だから、日が沈む前に、なんとか距離を伸ばそうと、躍起になる時間帯。日よ沈まないでくれ!! と、車内では叫んでたりもする。
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太陽が真上にある時も、難しい。砂丘にで太陽が真上だと、影が出来ないので、凹凸が分かりにくいのだ。
スキーヤースノーボードのまっさらな新雪の中を滑るイメージと同じだ
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それでで砂丘が織りなす砂の芸術は、本当に美しい。
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アンデスは山に囲まれた砂丘が多いので、岩と砂の絵は本当にきれいだ。
エジプトではアスファルトからも美しい景色が望める。観光客がなかなか見ることができないランドスケープの中で遊べると言うのは、本当に贅沢なスポーツだと思う
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だから何度でも砂丘に行きたくなるのだ。
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  1. ピンバック: Tweets that mention 地球は美しい | jun38c.com -- Topsy.com

  2. keisuke のコメント

    砂の色が様々だということにとても驚きました!
    とにかく砂丘というのは、美しくて面白いところだと思います。

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