日本に帰ってきた直後に、チリのコピアポ鉱山落盤事故で、1番目の救助者がカプセルから出てきたのを、成田の近くのスーパー銭湯で見た。現地ではお祭り騒ぎだったようだけれども、日本の銭湯では皆腕組んで無言。他の国なら風呂でも歓声が上がったと思うけど、日本はシャイだからね。オレも無言だったけど。
コピアポはダカールラリーがキャンプ地にする町で、しかも大会の目玉となる砂丘越えのステージだけに、やっぱり気になるよね。行った事のある場所はだけに、なおさらだし、その分無事に全員救出された事が何より嬉しい。本当に良かった。
ところで、今、ファラオラリーの写真を整理しているのだけれど、どうもオレの走りの写真が良くない。いや、カメラマンが悪いんじゃなくて、フォトジェニックじゃないんだ。走りが。
これとかもそう
砂煙あげて、どーん! という迫力ある走りがない。
確かに市販車部門の車だから、他のバギーや上位クラスのレースカーのように派手に走れないのは分かっているのだけれど、それにしても…..と言う感じ。
あとね、カメラマンと言うのは変化を求めるので、地形的に”何かある”場所でカメラを構える事が多いので、どうしても警戒してペースを落としてしまうというものある。車を壊してしまっては意味がないので、どうしても安全策を取ってしまうんだ。
ではカメラマンがいないところでは?? それはナイショです(笑)
でもね、それでも多少はあるんだよ。迫力あるものは
これは2003年のシャムロック・ラリーに出場したときに、カメラマンのリクエストに応えて走らせたワンショット。
かっこいいでしょ?
これは2008年のUAEデザートチャレンジでのシーン。あ、これはレース中だ….
これは国内での練習風景。ばっちりカウンター当たってます。
ほらね。走れないワケじゃないんだ。
でもなんだか、最近そういうクールな写真を撮ってもらえてないのは、守りに入りすぎててよくないような気がする。
やっぱり、すごい! とか、 かっこいい! って写真を見てラリーに興味を持ってもらう事だってあるんだから。がんばらないと!
これは2010年のダカールラリー。一応カウンター当たってるけど、よくわからないね(汗)
でもこの場所。いろんなマシンがコースアウトした場所なんだよ。オレのはきれいにクリアしてるんだけどね。
がんばろー!