今日は全行程のなかで、最も南に下る砂丘のルート。当初から今日は難しいと言われていたが、三橋は珍しくミスをしてスタック、45分ほどリカバリーに要してしまった。その結果、今日は総合6位、クラス・部門でも初めて首位を明け渡し、2位でレースを終えた。宿泊地に到着した三橋は、彼には珍しく気落ちしている様子。
「スタートして70〜80km地点にあった最初の砂丘でやらかしてしまった。全長で7kmほどある砂丘の区間なんだけど、それまでの砂丘が高い空気圧のままで全然問題なかったのでタイヤの空気を抜かずに入ってしまったのが失敗。固く見えた路面のその場所だけがものすごく柔らかく、一気に砂に沈み込んでしまった。砂丘では速度を上げて入るのが鉄則で、そうしていたんだけど急停止してしまうくらい深く柔らかかった」
「しかもまずいことに、ハマったのは砂丘のすり鉢状になっている場所の底で、出すのに非常に苦労した。40〜45分くらいかかったと思う。結果的に後続には柔らかい場所を教える結果になってしまった。とはいえ、後続のT2クラスはもれなくどこかでハマっていたけど……」
「中盤は岩や石がゴロゴロしてたり、ギャップの多い路面。最後の80kmは全開コースになったけれど、柔らかい砂なので140km/h程度の最高速だったと思う。やっぱり砂丘では空気を抜かないとダメだね」
「後続とは昨日の時点で1時間の差があるので、総合順位で逆転されることはないと思うけど、こういうとりこぼしがないようにしないといけない。気を取りなおして明日またがんばります」
これで全行程6日間のちょうど半分をこなしたことになる。ミスで今日は遅れたとはいえ、クラス・部門では依然としてトップであり、後続にはまだ1時間16分もの差をつけている。ここまではまずは上出来と言っていい結果だろう。
順位
No ドライバー&ナビゲーター クラス順位 部門順位 総合順位(日別) 総合順位
328 三橋淳/アラン・ゲネック 2位 2位 6位 3位
後半も応援をぜひよろしくお願いします。応援コメント、レポート詳細などはオフィシャルサイト”Jun38c.com”(http://www.jun38c.com”)で。
順調!順調!!さすがぁ~!!
45分もスタックしてても、T2車両のランクルで、総合2位ゼッケン310のT1車両と4分05秒差
T2の2位とはすでに1時間16分も差が付いているしで、ともかくトラブルフリーを祈るばかり。
昨日も一昨日も応援メッセージを書き込んだはずなのだが………反映されず。
何故だ?