Stage 3 – Monday 4 January 2010 | La Rioja > Fiambala
* Connection 259 km * Special 182 km
三橋淳 市販車クラス4位|ディーゼルクラス4位|総合34位
二輪では、今年は一度ダカールラリーからの撤退を表明しながら、結局プライベートをサポートする方針に変更、パワーを抑えるエアリストリクターを装着した690 RALLYで参戦しているシリル・デプレがトップに立ったステージ3。盟友であるマルク・コマはSTAGE 2でまさかのペナルティを喰らって下位に沈んでしまい、ヤマハのフレティニエも大きく後退。このままいくのか、大逆転があるのか興味はつきないDAKAR2010である。
さて、三橋もこの日残念ながら順位をやや落としてしまう。クラストップであるジボンから約1時間遅れの40位でSSフィニッシュとなってしまった。
「いやあ、今日は本当に暑かった。キャンプ地に到着した今も凄く暑い。今日は予想通り、非常にハードだったね。砂丘の連続で、しかも“これじゃ誰も上れないだろう”ってくらいきついものが多かった。実際、砂丘エリアに入ってすぐにある大きな砂丘では実際、誰も上れていなかったね」。
「タイムロスの原因は、エンジンのオーバーヒート。悪い意味ではなく、いい意味でナビのブルーノがアグレッシブで速いラインを指示してくれるので、それで攻めていくとどうしても負担がかかってしまう。砂丘エリアで水温が上昇してパワーが落ちてしまい、そのまま走り続けるとエンジンを壊しそうだったのでしばらく休んだのが今日の結果の理由。すでに多少エンジンブロックに歪みが出てもおかしくないってくらいのオーバーヒートだったなけど、しばらく休ませてエアが抜けたら、また元通り走れるようになったから、このエンジンは相当頑丈だね。ほかのクルマなら、もう完全に壊れていてもおかしくないってくらいの感じだったから」。
「砂丘も、ただ上るのが難しいだけじゃなくて、ラインが1本しかないような場所もちらほら。砂丘の天辺が、クルマ1台分の幅しかなくて横にはデカい岩、で、そこに上がったら2輪がいて、ぎゃーってよけたら落ちかけた……なんてこともあった。本当落ちなくてよかった。落ちてたら命ないかも、てなくらいの高さだったからね。危険な箇所はほかにも山盛りの1日だった」。
「でも総じて面白かったなあ、今日は! 上れないし、難しさも最高だったし、走りという点では最高に面白かった。結果として順位も落ちたけど、でもまだSTAGE 3だからね、十分挽回できると思ってる。そういえば、今朝ロビー・ゴードンと話す機会があったんだけど、彼のマシンも178km/hしか出ないんだって。ウチのクルマは180km/h出るから、意外だなあ、と思ったね。もっともその速度に至るまでの速さは向こうのほうがはるかに上だけどね」
「明日はいよいよ国境を越えてチリに入ります。挽回できるように慎重にがんばっていきますよ!」
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お疲れ様です!
充実した一日だったようですね!
明日はもうチリなんですね。ゆっくり休んで明日に備えてください(^O^)
毎日見てます。
毎日応援してます。
大変やけど、楽しそうやね。
勿論期待もしてます。 地球の裏側より!
大変だったけど、大変さもエンジョイしていらっしゃるようですね!ラリーイストらしい心意気を感じます。明日もラリーのマインドで!
両手に花じゃん! もうゴールしちゃったかと思ったよ。
それにしてもハードなコースほど楽しそうだねー。健闘を祈る!